伍拾参ノ型 ページ7
善逸君がいなくなって数日後
私達は宇髄さんと一度合流した
善逸君の事
京極屋での事
蕨姫花魁は上弦の鬼だという事
それぞれの現状を話す
そして宇髄さんは真面目な顔つきで
宇「お前らはもうここを出ろ、階級が低すぎる……ここにいる鬼が上弦の鬼だという確率が高い、闘うとなった場合対処出来ない……消息を絶ったものは死んだと見做す、、後は俺とAで動く…」
そう言った
けれど、炭治郎達は納得がいかなかった
炭「いいえ、宇髄さん！ 俺たちは……‼」
宇「恥じるな…生きてる奴が勝ちなんだ……機会を見誤るんじゃない、、後は俺とAの柱に任せろ」
伊「待てよ、おっさん！」
宇髄さんはそう言い残すと消えた
彼の言っている事は正しかった
二人は納得がいかないだろう
私も同じ立場だったら納得が出来ない
それでも宇髄さんの言い分は正しい
私は二人に背を向ける
炭「……お姉ちゃん、」
炭治郎が困ったように私を呼んだ
貴「……宇髄さんの言っている事は正しいわ……貴方達にはまだ早過ぎる……自分の命は大事にしなさい」
伊「はぁ⁉ お前もかよ！」
伊之助君が私に怒鳴る
仲間を心配しているんだろうね
……気持ちは痛いほどわかるわ
私は宇髄さんとは違う
貴「……けれど、自ら危険に飛び入らなければ、今のままになってしまう……鍛錬では強さは限られてくるからね、、仲間を守れなくては死んだと同じよ……命は一つしかないわ……それでも�狎犬�たい�瓩里覆蕕弌帖頂�は未来を捨てる事ね……後は貴方達の好きにするといいわ……自分で考えて」
私は二人にそう告げると、姿を消した
私だって許せないわ
助けたいものは沢山あるわよ
それでも、守りたいのならば今は未来を捨てなければならない
それは代償
未来を考えて何かを守れる事は出来ても
自分を守れないから
自分がいなければ……未来を救えないでしょう？
闘いはもうすぐそこに近づいている
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
鬼が動き出している？
あれから数日後の夜
街はいつもとは違う不穏な空気に包まれていた
貴「……動き出しようね……確か 鯉夏花魁がこの街を出て行くはず……って事は、、炭治郎が危ないっ！」
私は立ち上がる
あの子を助けに行かなくてはっ！
けれど、それは出来なかった
風が吹く
いつの間にか窓は開いて
「……また会ったな」
お客様を出迎えた
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ビアンカ - とっても面白いです！できたら富岡さんを少し出していただけたら嬉しいです… (2020年7月9日 19時) (
レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - プラウスさん» コメントありがとうございます！すいません、他の方からのコメントでも無一郎君がいないことを教えて貰っていたのですが、やはり無一郎君を入れた方が良いでしょうか？であれば、書き直します！ (2019年10月21日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
プラウス - 無一郎君がいない (2019年10月19日 21時) (レス) id: 70d6052350 (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - 蝶華さん、お久しぶりです！本当に更新が遅くなってすいません！そろそろ第三章に行かなければなりませんね|ω･`) 夢主ちゃんが本気を出します！少し原作とは違い(しのぶさんとか)があるとは思いますが、これからもよろしくです！ (2019年10月1日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - お久しぶりです！最近やっとイナビカリさんの作品が見られて本当に嬉しいです！遂に夢主ちゃんの過去も明らかになってこれからどうなっていくのかが凄く気になります？これからも頑張ってください！ (2019年9月30日 19時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナビカリ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年5月20日 22時
