ちょこっと番外編！〜私の姉さん〜 ページ16
しのぶとカナヲと初めてあった時の話
貴「…大きなお屋敷、、綺麗な蝶がたくさん飛んでるわね……」
私が柱になってすぐの頃、他の柱の皆さんに挨拶をしにいっていた
義勇は私よりも先に柱になったため、礼儀や柱としての振る舞いを聞いたんだけれど……
『なぜ、挨拶なんてしなければいけない』
『俺は仲良くする気などない』
なんて、超絶冷たい反応が返ってきた
よって使えないと思ったまでだ
貴(そういえば…胡蝶さん、だっけ？……二年前くらいにお姉さんが柱だったけど、亡くなったらしいから妹さんがなったって聞いたわ…)
私はしばらくお屋敷の前でじっと立っていた
すると、ヒョコッと女の子が顔を出してきた
鬼殺隊は気配に鋭いから私の気配を察したのだろう
顔を出してきた女の子は 髪を横にくくり、蝶の髪留めをつけていた
キョトンとした顔で私をジーッと見つめるだけ
貴「…ふふ、こんにちは……新しく柱になった竈門 Aと言います、、えぇーと柱の胡蝶さんはいらっしゃるかしら？」
つい面白くて私は微笑むと
彼女に話しかけた
その時、
？「…カ、カナエ師範……！」
と 急にその女の子は飛び出してきた
よく見ると目は潤んでいる
？「…カナヲ、お客さんですか？」
次にまた屋敷から女の人が出てくる
微笑んでいて優しそうで…どこか寂しそうな美しい女の人
さっきの女の子のように蝶の髪留めをつけていた
私はにっこりと微笑んで挨拶をしようとした
貴「…あの、こんにちは。新しく柱になった竈門Aです！今日はご挨拶に……「姉さんッ？」……ぇ？」
けれど、彼女もさっきの少女と同じような反応をした
私はお姉さんではないのに……
胸がズキンと痛んだ
まるで禰豆子と炭治郎を見ているようで…
私は柱であろう彼女に近づくと
彼女にハンカチを差し出した
貴「……泣きたい時は泣いてください、、お姉さんもそう望むはずです…」
するとポロポロと彼女の瞳から涙が溢れた
それを見ていた少女も静かに泣き出した
私は微笑みながらずっとそれを見守っていた
胡「……姉さんッ…」
泣きたい時に泣けないほど
辛くて悲しいものはない
その後、泣き止んだしのぶさんに挨拶をしてから、どうして私をお姉さんと間違えたのって聞くと
とても綺麗な笑顔で
『姉さんと同じ、優しい光のような笑顔だったから…』
と教えてくれた
今でも時々思うらしい
Aさんの笑顔は 私の姉さんだ と…。
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ビアンカ - とっても面白いです！できたら富岡さんを少し出していただけたら嬉しいです… (2020年7月9日 19時) (
レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - プラウスさん» コメントありがとうございます！すいません、他の方からのコメントでも無一郎君がいないことを教えて貰っていたのですが、やはり無一郎君を入れた方が良いでしょうか？であれば、書き直します！ (2019年10月21日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
プラウス - 無一郎君がいない (2019年10月19日 21時) (レス) id: 70d6052350 (このIDを非表示/違反報告)
イナビカリ(プロフ) - 蝶華さん、お久しぶりです！本当に更新が遅くなってすいません！そろそろ第三章に行かなければなりませんね|ω･`) 夢主ちゃんが本気を出します！少し原作とは違い(しのぶさんとか)があるとは思いますが、これからもよろしくです！ (2019年10月1日 0時) (レス) id: b6281ca595 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - お久しぶりです！最近やっとイナビカリさんの作品が見られて本当に嬉しいです！遂に夢主ちゃんの過去も明らかになってこれからどうなっていくのかが凄く気になります？これからも頑張ってください！ (2019年9月30日 19時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イナビカリ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年5月20日 22時
