第十八話 ページ20
それだけでも悲惨なのにお洒落(?)な目立つ濃い桃色の着物は破れはだけてそこから筋骨隆々の腕とそれに対比するかのようにでっぷりと太った餓鬼のような腹が出ている。
極めつけにはめくれ上がった着物から出ている脹脛と太腿にはこれでもかとすね毛が生えている。
見てくれは女装に失敗したただのおじさんの様だ。
「…きしょいな。(なんだこいつ!!本当にでなんで自分はこいつを女鬼だと思ったわけ！？謎の極みなんだが!!)」
「ｷｨｨｨｨ!!!何よこのクソガキ!!お前なんて私の手に掛かればけちょんけちょんなんだからね!!覚悟なさい!!」
「…へ〜。そうか。だから何だ。(キャラが崩れ過ぎてもはや何が何だかわからん…。)」
呆れながらも地団駄を踏む鬼に向かって技を放つ。
予告通り苦しむようにしてコロシテやらぁ!!!ﾌﾞｯｺﾛｼﾃﾔﾙ!!
【影の呼吸 四の型 孤影悄然】
今は真夜中で影(闇？)に塗れているから本当に技を放ち易い環境にあるといえる。
『孤影』の字の通り鬼に自分は一人であると思わせ、影に潜み術者が認知出来なくなったところで少しずつ少しずつ首を削っていく技だ。
我ながら恐ろしい技ではあると思うがそんなの今は関係ない!!!
ただ『烏』だ、『ドブネズミ』だ。と貶した此奴を削るべし削るべし削るべぇし!!!
「ヒギャァァァァァァァァァ!!!イダイ！！イダイィィ！！」
「…自分を貶した罰だ。存分に思い知ればいい。(ヤベェちょっとやり過ぎた感が否めない…。)」
最終的に落ちた鬼の首は灰になって消えていった。
斬られた鬼は顔から出せるものはすべて出し尽くす勢いで垂れ流し白目を剥いていた。
少し《ズキリ》と罪悪感で胸が締め付けられた。
いや普通に罪悪感でシにそうだよ…。ホントに今回はやり過ぎた...。
「…さて、あっちはどうなったものか…。(だらだらやり過ぎたな…。竈門炭治郎ﾀﾋんでねぇかな…。ちょっと心配になってきた…。)」
そんなことを思いながら元の場所に戻るために来た道を引き返すのであった。
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エデュリス(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ありがとうぎございます！これからもよろしくお願いします！頑張りますね！ (2019年12月1日 13時) (
レス) id: 07ad10319f (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さい(*^^*) (2019年12月1日 13時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
エデュリス(プロフ) - 姫さん» そう言っていただけると嬉しいです！ぜひ友達になっていただけると嬉しいです！これからも閲覧宜しくお願いします！ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 07ad10319f (このIDを非表示/違反報告)
エデュリス(プロフ) - レンさん» ありがとうございます！かなりゆっくりの週一更新になると思いますが見ていただけると嬉しいです！ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 07ad10319f (このIDを非表示/違反報告)
姫 - とてもいい小説よ。ねぇ？私と友達にならない？ (2019年11月29日 16時) (レス) id: ad359bf394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エデュリス | 作者ホームページ：(･ω･三･ω･)ﾌﾝﾌﾝ←ないです
作成日時：2019年11月17日 1時
