第十話 ページ12
取り敢えず監視対象の竈門炭治郎…だっけ?と合同任務になれるようお館様が手配してくれたから現場に向かう。
山の方にある村の少女がどんどん消えてるらしい。
中々に気持ち悪い鬼だな…。
鎹烏から文をもらい竈門炭治郎が遅れてくることを聞き、先に住人に聞き込みを始めていた。
まず初めに甘味処に入った。
空いている席に座り取り敢えず団子とお茶を頼んでおかみさんに声をかける。
「…あの…ちょっといいですか?」
「あら?どうかしたの?お嬢さん」
「…ここらで少女が消えた事件が起きたというのを聞いたのですが本当なんですか?(こんなに長く話したの初めてかも)」
少し考えておかみさんは答えた。
「こんなに小さな女の子に話す話ではないけれど…そうねぇ、最近15,16歳くらいかしら?それくらいの歳の女の子が急にいなくなるの。だから夜は出歩いちゃだめよ?」
「…解りました。(15,16歳くらいって全然歳違うけど)」
お礼を言って少し多めにお代を払い席を立つ。
「…どうしようか…。(任務であっても少女趣味のやつと戦いたくねぇんだけど…。)」
そんなことを考えていると夜になった。
鬼の時間だ。夜になると鬼は活発に活動し始める。
蝙蝠のようだと思ったのはここだけの話。
取り敢えず村の中の見回りをする。
すると鬼の気配がした。
「……!!(鬼の気配が複数!?でも同じ気配ってことは…分身か…。)」
鬼が出たと言う事は誰かが連れ去られたという事だろう。
取り敢えず気配がした方に屋根の上を通って向かう。
あまり強い鬼の気配ではないだろう。
鬼の気配がする場所に降り立つ。
そこには赤みがかった髪の箱を背負った鬼殺隊隊員が鬼と戦っていた。
「…あいつか。(あそこにいるのが監視対象の竈門炭治郎か…。)」
鬼そっちのけで『鬼を連れている』隊員を凝視する。
正直言って鬼に興味はない。だって弱すぎるから。まぁ多分だろうけど。
竈門炭治郎は地面を見つめ次の瞬間地面に日輪刀を刺した。
「…よく気付いたな。(あんなの並の隊員だったら気づかんな…。)」
地面に日輪刀を刺した次の瞬間
『ギャッ!!』
と鬼の声が聞こえた。
そして黒い泥のようなものが地面から噴き出した。
次の瞬間少女が泥の中から飛び出してきた。
竈門炭治郎が少女を片手でつかみ引き寄せる。
鬼が泥―――というより沼か?の中から出てくる。
乗っていた木から飛び降り竈門炭治郎と並ぶ。
「え!?き、君は!?」
続きます!!
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エデュリス(プロフ) - チョコ&ピーナッツさん» ありがとうぎございます!これからもよろしくお願いします!頑張りますね! (2019年12月1日 13時) (レス) id: 07ad10319f (このIDを非表示/違反報告)
チョコ&ピーナッツ(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい(*^^*) (2019年12月1日 13時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
エデュリス(プロフ) - 姫さん» そう言っていただけると嬉しいです!ぜひ友達になっていただけると嬉しいです!これからも閲覧宜しくお願いします! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 07ad10319f (このIDを非表示/違反報告)
エデュリス(プロフ) - レンさん» ありがとうございます!かなりゆっくりの週一更新になると思いますが見ていただけると嬉しいです! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 07ad10319f (このIDを非表示/違反報告)
姫 - とてもいい小説よ。ねぇ?私と友達にならない? (2019年11月29日 16時) (レス) id: ad359bf394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エデュリス | 作者ホームページ:(・ω・三・ω・)フンフン←ないです
作成日時:2019年11月17日 1時