君を元気づけたかった ページ5
kn「……」
『……っ』
お互い見つめ合う時間が続く
すると痺れを切らしたのかシッマが目を逸らした
それと同時に
kn「しんぺい、飯行こや」
そう言ってしんぺさんの手を掴んだ
…私なんかに話しかけないでさ。
sn「…えっ、ちょ……」
しんぺさんは私とシッマを交互に見て焦っていた
私が微笑んで頷くと心配そうにしながら部屋を出ていった。
世界に取り残された気がした
食堂に私の席は無い。
私が行ってはいけない。
『…しんぺ、さん……』
しんペさんの机の上には
いつも私にくれる飴の袋があった。
甘い、いちご味の飴だった
残された医務室の中は思ったよりも静かで
食堂から賑やかな声が聞こえてくる
少し隙間の空いた窓から心地よい風が吹いてきて、少し歌を口ずさんだ。
体力を消費して次第に眠くなっていった
―――――
「…ぁ…」
どれくらい眠っていただろうか
気づいたら毛布が肩にかかっていてしんペさんも戻っていた。
sn「お、Aちゃん起きたぁ？」
やっぱり寝てなかったんじゃん、と小さく笑う。
sn「…ていうかぁ、」
―その毛布って自分で持ってきたの？
『…え？』
sn「いや、自分で持ってくるんだったら医務室の使えばよかったのにって思って。」
『ん？しんペさんが掛けてくれたんじゃないの？』
sn「違うけど？もしかして、Aちゃんのじゃないの？」
意味がわからない。
一体誰が…？
『メイドさんは…まだ起きてないよね？』
sn「まぁね、人によるかもぉ。」
肩にかかった毛布は赤と黒のストライプ模様でとっても暖かかった。
―――――
しんペさんに飴を貰ってまたねといって部屋を出た
そしたらメイドさんと思われる声と
sha「…待ってやっ！」
しゃおの声が聞こえた。
柱の陰に隠れて様子を伺う
しゃおはメイドさんの腕を掴んでいた
sha「なんでっ…なんで急に嫌いなんて言うねん…！」
ﾒｲﾄﾞ「いやっ！離して！！」
メイドさんは強引に振り切って駆け去っていった。
その場に残されたしゃおは、諦めた顔をしていた。
どうしてもそんなしゃおが放っておけなくて
少しでも、少しでも元気づいて欲しくて
歌を歌った。
俺は捻くれ者になりたくなかった→←君との思い出は要らなかった
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くれぴと(プロフ) - peか？peか？peなら事情説明の段階でまず殴られるぞ？？でも新キャラでないならpeさんの確率が高いっすよねぇ (4月29日 19時) (
レス) @page34 id: 54c35cf88c (このIDを非表示/違反報告)
いよよ(プロフ) - 葵斗(別アカ)さん» 初コメありがとうございます！！主ちゃんは実質読者の皆様なので皆様の性格が反映されてるんですよね！！(言いがかり) (4月18日 19時) (レス) id: 62d79f7619 (このIDを非表示/違反報告)
いよよ(プロフ) - くれぴとさん» rbrは小さいけど根は漢なんですね！(ギリ褒め言葉)最近更新できてなくて申し訳ないです💦また亀さん更新に戻りましたが気長にお待ちを…！ (4月18日 19時) (レス) id: 62d79f7619 (このIDを非表示/違反報告)
葵斗(別アカ) - 一般通過コメ失礼します〜←主ちゃんいい子すぎないか？どんだけwrwrdの皆が好きなんや…僕だったらフルボッコだﾄﾞﾝ!←にしてる自信ありまくりなのに…← (4月17日 22時) (レス) id: 8875507bce (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと(プロフ) - 勇気をぁして一番最初言ってくれたrbr漢すぎません？？夢主ちゃんのためなら協力できるの最高すぎて神だけど、能力が使えなくなってるが、夢主い（んの声が聞こえなくなってると解釈するか、本当に誰の声も聞こえないのか、気になりますね！！ (4月9日 9時) (レス) @page33 id: 54c35cf88c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよよ | 作成日時：2023年12月31日 7時
