それは突然のことだった。 それまで神憑達を執拗に攻撃していた桜の花びらが、ぴたりと止まり、ひらひらと舞い落ちたのだ。 そればかりか、まるで時が動き出したように、千本桜はいつも通りの姿を見せた。 「な…何が起こった…?」 檜扇の表情に、初めて焦りの色が見えた。 「届いたんだ!A姉の音と、僕達の声!」 錬くんが嬉しそうに言った。 「まさか、支配が解かれるなんて…」 もう乗っ取られることはないみたい。 抵抗しても無駄だよ。 そっと心の中で呟いた。 「よし、反撃といくか」
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元カノに降格しました【宮侑】 ワカくんの恋人は…… ヤンヘラ製造機、リアコ製造機は超絶可愛い天使だった!!
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作者名:匣音マイ | 作者ホームページ:http 作成日時:2015年3月24日 22時
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