千本桜に一歩ずつ近づく。 異変にいち早く気付いたのは、未來ちゃんだった。 「花びらが、散ってない…」 「!」 いつもなら雨のように舞い落ちる花びらが、いや、御神木全体が、まるで時間が止まったように静まり返っていた。 「錬くん…」 「うん!」 私が言い終わる前に、錬くんは目にも止まらぬ速さで青音家へ走っていった。 「待ちくたびれたよ、神憑隊」 不意に頭上から声がした。 大きな枝に、人が座っている。
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かまってちゃんな彼氏。【黒尾鉄郎】 兎にも角にも。【2】 伊達工バレー部がウザすぎる!
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作者名:匣音マイ | 作者ホームページ:http 作成日時:2015年3月24日 22時
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