ファンとアイドル【桃×赤】

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赤





赤｢……｣








結局、望くんにライブで一目惚れしてしまったこと




ロケで偶然出会ったこと




連絡先を交換したこと




今度会う約束をしたこと




全部話してしまった。とう言うか話さざるを得なかった






……どう思われたやろうか



アイドル失格やとか思われてるんかな




静まり返った楽屋でみんなの反応が怖くて下を向いてしまう





しかし、この沈黙を破ったんは神ちゃんやった




緑｢……ええんちゃう？｣


赤｢へ…………？｣


緑｢あのシゲがここまで積極的なんて珍しいやん。やから俺はいいと思うで｣


赤｢……ほんまに？｣


紫｢惚れてしまったもんはしゃあないよなぁ｣


赤｢っ、｣




神ちゃんに次いで濱ちゃんまで優しい言葉をかけてくれて胸がいっぱいになる





青｢俺も。好きなんやったら好きでいいと思う｣


橙｢この用心棒のシゲが惚れた子やもんな｣


黄｢否定する権利は俺らにないし｣




絶対反対されると思ってた……




赤｢みんなぁ……っ、｣


橙｢ちょっ、泣くなって〜笑｣



みんなが俺の方に集まってきて頭を撫でられたり背中をさすられたり



……なんなん、優しすぎやねん





緑｢こうなったらこの恋叶えてもらわんと困るなぁ｣


黄｢ほんまやで｣


赤｢っ、ありがとう……！｣






メンバーの優しさに背中を押されて、打ち明けてよかった気がした





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