Snow Manの白雪姫

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落ち着け、俺。
もう一度深呼吸をしてAをしっかり見つめる。


阿部「このお祭りに2人で来るのもさ、もう何回目だろうね。」


雪野「ふふ、ほんとだね。毎年恒例(笑)」


阿部「うん。今年もこうして一緒に来られて嬉しいよ。」


雪野「ふふ、どうしたの急に(笑)私もすっごく嬉しいよ(^ ^)」


阿部「良かった。」


阿部、雪野「「……あのさ！、」」


阿部「あっごめん何？」


雪野「いややっぱ何でもない！」


阿部「そっか、じゃあ俺話してもいい？」


雪野「うん。」


阿部「俺らさ、小さい頃からずっと一緒にいるじゃん？Aが隣にいるのが当たり前になっててさ。昔はよく、好きって言い合っててさ、その時はまあ、好きだったんだけど、今は違くて。」


雪野「え……？」


阿部「あのね、昔の好きは幼馴染としての好きだったんだけど、その気持ちはいつからか変わってて、今は、その、、一人の女の子として、Aのことが好きなんだって、気付いたんだ。」


雪野「うそ……(うるうるしだす)」


阿部「不器用で、頼りないかもしれないけど、もしこんな俺で良かったら……付き合って、貰えませんか……？」


雪野「(泣)……わたしで、いいの？、、」


阿部「うん、Aがいい。どう、かな…？」


雪野「わたしも、亮平くんのことが好きです。私でよければ、お願いします…(泣)」


阿部「……ほんと！？」


雪野「うん、泣」


阿部「…やった！どうしよう、すっごい嬉しい…」


阿部「A。(嬉し泣きをするAを抱きしめる)」


雪野「私ね、あのね、わたしもね、本当は今日ね、気持ちを伝えるつもりでね、」


阿部「うん、(愛おしそうに頭を撫でながら)」


雪野「今日のために、少しでもオシャレしようと思って、浴衣も新しくしたし、髪もママに頼んで結んでもらったんだよ、」


阿部「うん、似合ってるよ、めっちゃ可愛い」


雪野「亮平くんも浴衣似合ってる。かっこいい。」


阿部「ふふ、なんか照れるなぁ(笑)嬉しい。」


あべゆき「(見つめあって微笑む)」


阿部「ねえ、チュー、していい？」


雪野「、うん(照)」


お互い人生で初めてのキスをしたその時、大きくて綺麗な花火が夜空に咲いた。
初めてのキスは、さっきまでAが食べていたりんご飴のせいか少し甘かった。


……気がするけど正直なこと言うと緊張し過ぎてあんまり覚えていないのが本音(笑)


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