【名前変換オリジナル】妹？俺等のだって言ってんだろ？←

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聖斗side
―――――――――

ふと誰かの声がして目を開けてみると・・・。

少し困ったような顔をした海斗がいた。


聖斗「おいおい、どうした？怖い夢でも見たか？(笑」


なんて冗談で言ってみたら・・・。


海斗「あ、兄貴・・・・・」


そんな事を言ってる場合ではないというように、無視をしてきた。

多少無視にはイラついたが・・・大変なことがあったのだろう。

そう思い


聖斗「・・どうした？本当に・・・何かあったのか？」

海斗「Aが・・・・Aが・・・・・」


・・・？

何故そこでAが出てくる？・・・・。

―――――――・・あ

そういやぁ・・・・Aに付き添っていたんだっけ・・。


聖斗「Aがどうした？」

海斗「声を・・殺して泣いてた・・・・。それから・・・部屋の中で何かを探してた・・。」

聖斗「・・・泣いてた？」


部屋の中で何かを探すのは不思議ではないが・・・

泣くということは何があったのだろうか？・・・。


海斗「・・・」

聖斗「あ・・・・・・・・・・・・」

海斗「？？？」


俺が小さく口を開け、言葉を発すると・・海斗は顔ほんの少しだけ明るくした。

――――・・何か分かったのだろうか・・！というように。


聖斗「アルバム・・・・アルバムはどうなってる・・？」

海斗「ぇ・・・・・・・・・あ、兄貴・・・・。それって・・」

聖斗「・・・・・・・・いいから」

海斗「あ、あぁ・・・・」


小さく返事をし、ドタドタと音をたて下の階に降りて行った。


聖斗「・・・はぁ・・」


俺はドサ＿＿とベッドに倒れる・・。

“気づいた”？

そりゃあ・・・・ずっと黙っておくわけにもいかなかったけど・・・。

思った以上に早かったな・・・。

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