ちょんじょんぐくの愛されている弟

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JK side






デフィ、デフィには、俺しかいないの。
他の人になんか興味持たなくていい。






俺だけ見てよ。







「か、かっこいいっ！うわぁ、女優さんも綺麗！」







は？なに。
女優まで褒め出した？






意味わかんない。






はぁ、。








この分からずや。









その後も俺は無言で映画を見続けた。







相変わらずデフィは、
俳優のことをべた褒めしてたし、。






いつになったら俺のことしか
見ないようになるんだろうね。






映画のエンドロールが流れると
デフィが俺の様子に気づいて
話しかけた。









「グギヒョン？どうかした？」








は、自覚ないの？デフィ、。
俺はいま、すっごく怒ってるよ。








『………』






俺はデフィに口を聞かなかった。





「ぐ、ぐぎひょんっ？どうかしたッ？」







「………。』






「っねぇ？ぐぎひょん？
　ぼ、僕、なんかしちゃった？、」








うん。
デフィは俺のことを傷つけた。






「僕がなんかしちゃってたのなら、
　ご、ごめんなさぃ、ぐぎひょん。」







そ、そんな上目遣い、
お、俺には聞かないぞっ！








「ぐぎひょん、怒ってる、ッ
　どぅしよッごめんなさ、いっ」






とうとう泣いちゃったデフィ。
でも、悪いのはデフィでしょ？

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