・水浴び ページ14
エマ｢やった〜！水浴びだ〜っ！！｣
今日はみんな暑さにバテていた。だからママが水浴びを許してくれたみたい。
水浴びの意味は大体わかる。
水を浴びる。それだけ。
洗濯が終わるとすぐに水のかけあいが始まった。
みんな気持ちよさそう。
僕はそんな光景を窓から見つめている。
お風呂やお手洗いを除いてコニーから離れたのは初めてかもしれない。
コニー曰く濡れちゃうのが可哀想らしい。
……ハウスに1人取り残される方がよっぽど悲しいけどな。
水が光って見える。
トーマやラニ、エマ、ドンが中心となって
何かやってるみたい。
ドン｢喰らえ！スーパーマントーマ、ラニ！｣
エマ｢みんなびちゃびちゃにしてやるぅ〜！｣
多分ヒーローごっこ。
トーマ｢くそっ、これじゃ勝てない…！
ギルダを召喚！｣
ギルダ｢え！わ、私！？｣
エマ｢残念だったなスーパーマン！
ギルダは我々悪の組織の一員だぁ！｣
コニーはというと……
ドン｢くっ……！スーパーマンめ！コニーは返さん！
囚われたヒロインらしい。
コニー｢えいっ！ﾊﾞｼｬｯ｣
ドン｢しまった！魔法を使えるのか…！｣
ラニオン｢コニーは取り返した！あとはお前達を倒すだけだ！｣
エマ｢かかってこ……ノーマンどうしたのー？｣
ノーマン｢ママが手伝ってだって〜、レイも｣
ドン｢しまった！最終兵器レイが！｣
レイ｢俺いつから最終兵器なんだ？｣
ギルダ｢ドン、アドリブ多すぎ！｣
ラニオン｢よーし、標的は1人！波動弾発射ぁ！｣
トーマ｢いけぇ！ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬｯ｣
ドン｢うわあっ！ﾊﾞｯｼｬｰﾝ｣
ドンは水溜りに倒れ、びしょ濡れ。
コニー｢リトルバーニー｣
驚いて振り向きそうに……はならないか。
コニー｢ただいま！寒くなったから帰ってきたよ｣
コニーは僕を抱きしめた。いつもみたいに。
服は少し湿っていて、ひんやりした。
僕は服に頬ずりした。
コニー｢………リトルバーニーって生きてるの？｣
僕はハッとした。
そんなわけないと答えそうにもなっちゃった。
僕って喋れるの……？？
コニー｢……そんなことないよね！あ、ちょっと濡れちゃった……｣
コニーは少し濡れた僕のお腹と顔を撫でた。
その後、トーマとラニが風邪をひいたので、しばらくの間水浴びは禁止になった。
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ユーリYURI(プロフ) - こんにちは！コメ失礼します。ユーリYURIです。このお話はリトルバーニー目線でとても新鮮でいいと思いました！感情描写もとても上手で羨ましいです！これからも頑張ってくださいね〜！！ (2020年8月18日 9時) (
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作者名：いむえあ | 作成日時：2020年8月6日 18時
