・はじめまして ページ2
長い廊下にはたくさんの人。
髪の毛やお肌の色もみんな違う。
｢ママ！それなーに？｣
そうか、この人はママなんだ。
ママ｢まだ秘密よ？｣
そう言って人差し指を口に当てた。
ママ｢おはよう、私の可愛い子供達。
今日もこの38人兄弟全員で幸せに暮らせることに感謝して………｣
ママ｢いただきます｣
｢｢｢｢いただきます｣｣｣｣
今僕はママのお膝の上。
テーブルにかかった布みたいなもので隠されてる。
誰かの足音がして、隙間からちらっと覗いた。
そこには1人女の子が。
？？｢ママ、あーんして？｣
ツインテールの女の子。
ママはにっこり笑った。
？？｢いいわよ、コニー。誕生日だものね｣
この子は今日誕生日、僕と一緒だ。
コニーか…
やっぱり僕とは違って今度は真っ白い服。
何人かが食器を持って行っちゃったけど、その子達も全員白い服。
ここはどこなんだろう。
チリンチリン
ママがベルを鳴らした。
僕は手に乗せられて、ママの後ろへ。
ママ｢コニーは今日6歳の誕生日を迎えたわ｣
？？｢おめでとうコニー！｣
？？｢おめでとー！今日から6歳だね！｣
コニー｢ありがとう、ドン、エマ！｣
元気いっぱいな声が2つ。
容姿は分からないけど声は覚えておこう。
ママ｢コニー、ママからプレゼントよ、はい｣
｢｢｢｢わー！｣｣｣｣
コニー｢私のぬいぐるみ…？？｣
ママ｢そうよﾆｺｯ｣
ようやく全てが繋がった。
僕はこの子、コニーの誕生日プレゼントだったんだ。
コニー｢よろしくね｣
僕はママの手からコニーの手へ。
ぎゅっと抱きしめられた。
『よろしく』
心の中でそう呟いた。
コニー｢……？｣
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ユーリYURI(プロフ) - こんにちは！コメ失礼します。ユーリYURIです。このお話はリトルバーニー目線でとても新鮮でいいと思いました！感情描写もとても上手で羨ましいです！これからも頑張ってくださいね〜！！ (2020年8月18日 9時) (
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作者名：いむえあ | 作成日時：2020年8月6日 18時
