とりあえず、解放して下さいっ！ (ページ10)

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鬼殺隊って化け物の集団か？ページ10

「は、はあっ！？走ったっ！？無理だろっ！」

『十里ぐらい、鬼殺隊の柱なら往復で四半刻(30分)もかかりませんよ？』

「マジかよ、、え、鬼殺隊って化け物の集団か？」

『失礼ですね、ちゃんと人間ですよ、ただし究極を極めたね、、』

私はそんな話をしながら地下に向かった
地下には想像を超える人達がいた

鬼の様な、亡者のような、まさに地獄絵図

『これはっ、、何ということを、、ねぇ、そこの村人、この人達は？戻るの？』

「ひぃっ、いえ、幽霊族の血を人に与えて、それをMにしているので、戻ることは、、」

「「！？っ！」」

『そう、じゃあ、やるしかないか、、』

「待ってくれっ！Aさん、この人達は助けられないのか？」

『無理ですね、鬼を人に戻せと言ってる様なものです。私たちが唯一できるとしたら、これ以上苦しまないように楽にしてあげることです。お二人は、そこに居てください、私が終わらせます』

私は部屋の中央に立つ
この場合は、あれかな？

『すーっ、しっーーーっ、桜の呼吸、参の型、花嵐っ！』

桜の嵐の様な技は、
竜巻の様に、屍になった人の首を刎ねていく

ぐちゅ、べちゃっ、ざしゆっ、べちゃっ

『どうか、安らかにっ、、、では、最奥へ行きましょう、』

ぎいー
扉を開けたら、鳥居が続く道が

「水木、Aよ、何があっても逃げるでないぞっ！」

「はっ、上等っ！」

『私よりも水木さんが心配ですねー』

「何だと！意地でも逃げねぇっ！」

さらに奥につくと、お爺さんの写真と
大きな桜があった、、

どうやらあれが元凶らしい、

そこから、ゲゲ郎さんと水木さんは湖に入り
ゲゲ郎さんの妻を探していた

私は、時貞という人の元へ

『知ってますか？地獄は本当にあるんですよ？』

「ふん、くだらんのぅ、お主もどうじゃわしの部下にならんか？お主の腕でわしを守ってくれ」

『ふふ、鬼殺隊は誰の部下でもないっ、親方様あってこその鬼殺隊だっ！』ガキンッ

「ひぃっ！そ、それを壊したら狂骨がっ、」

『さぁ、知りませんね、、ではっ！』私は瞬時に飛び退いた

ゲゲ郎さんはどうやら奥を見つけた様だ
だが、奥さんの怪我がひどい上に孕っている

『ゲゲ郎さんっ、どいてっ、』ピカッ！

「お、おぬしっ！」

『ど、どこまで効果があるか知りませんが、できることはやりますっ！その間にあの狂骨お願いしても？』

「承知っ」