日常�� ページ49
『いらっしゃいませー！お2人ですね、こちらの席にどうぞー！』
私は、近所の蕎麦屋で働いき始めた
さすがに、水木さんや岩子さんに養って貰うのは申し訳無さすぎし、何より鬼殺隊でもお給金を稼いでいたので、働かないと死にそうだった
もちろん、水木さん以外にはめちゃくちゃ反対された
特にゲゲ郎さん
「働くじゃと！？ダメじゃダメじゃっ！！」
『なんでですか？流石に岩子さんや水木さんに養って貰うのは申し訳無さすぎます！』
「あら？私は全然構わないわよ？」
「ほれ！岩子もこう言っとるぞ！のぅ水木！お主も良いじゃろ！？」
「あ？あぁ、構わないけど、流石に世の中知らないってのは危険なこともあるしな、一度社会見学として働くのはありだと思うぞ？」
「っ！？裏切るのか水木っー！」
ゲゲ郎さんはそういうと水木さんの肩を掴み揺らしていた
「まぁそうね、確かにずっと家に篭りっきりていうのも世の中の流れって言うのも知っておく必要はありますね、」
「岩子っ！？」
まさかの裏切りにゲゲ郎さんは、がくっと肩を落とした
『それにほら、よく言うじゃないですか、働かざるもの食うべからずって、』
「「『…………』」」じーっ
私の言葉に、岩子さん水木さん、私はゲゲ郎さんをじっと見た
「な、なんじゃ？」
そういえば、この人家にずっといて働いてなくない？
『ゲゲ郎さんは働かないんですか？』
「うっ、わ、わしはそのー、に、人間が苦手じゃからのぅ、」
明後日の方向を見たゲゲ郎さんに岩子さんは笑う
「ふふ、あの人一度は働きに出たんですけど、幽霊族として生きて来たので、力加減ってものができなくてよく物を壊してしまって、、」
あー、そういえば、私が床とか襖修理してる時壊してたなぁー、
「うぅ、わしは悪くないぞ！脆い作りをしておる人間の道具が悪いんじゃ！！」
あー、うん、そうだね、
ということで、なんとか許可をとり近所の蕎麦屋さんで働くことになった
働き出して、数週間がたつがだいぶ慣れて来た
「勘定頼む！」
『あ、はーい、』
忙しいけど、なかなか楽しいっ
ふう、なんとか終わった
夕方になり、水木さんの自宅へ帰る
時々、妖怪がちょっかいをかけにくるが、私が普通に蹴散らしているが、ゲゲ郎さんはいつも無茶をするなっ！と怒ってくるけど、、
ガラガラ
『ただい、わぁ！ゲゲ郎さん、いきなり目の前に現れないで下さい、、』
「うむ、今日も無事じゃな！」
いつも帰ると確認してくれる
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作者名：impotantanoath0 | 作成日時：2024年3月4日 9時
