とりあえず、解放して下さいっ！ (ページ48)

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日常① ページ48

地獄の秘薬のおかげで、あざは消え痛みや悪夢も見なくなり、日常生活が戻って来た

あの事件から、２年はたったいた

鬼太郎くんは、あと２年でこの家を一度出る

はぁ、意外と時間ってあっという間だなぁー

「姉さん、あそこ行きたいです、」ぐい

『ん？駄菓子屋さん？』

鬼太郎くんが帰って来たので、2人で夕飯の買い出しに行った帰り道で、鬼太郎くんが珍しく駄菓子屋に寄りたいと言った

「お金は水木さんに貰ってるので、」

あ、そうなんだ、

お小遣いってやつか

ていうか、私もせめて自分で買う分はお給金が欲しい

岩子さんに相談して見ようかな、

駄菓子屋に入ると、鬼太郎くんはさっさと買って出てきた

『え？もう買ったの？』

「はい、欲しいものは元々決めてたので、家に帰ってみんなで食べましょう、」

鬼太郎くんは一体何買ったんだろう？

帰宅後-
夕飯も無事に食べ終わって、鬼太郎くんが駄菓子屋で買ったお菓子を持って来た

「学校で流行ってるお菓子なんですけど、ろしあんるーれっと？のお菓子で、この中に一つだけ酸っぱいものが入ってる見たいです、」

あー、なるほど？

「ほー、そんなものが流行っておるのか？人間は面白いのぅ、」

「あー、俺の職場でも流行ってるなー、商談先の人とやったことあるわ」

「へぇー、面白そうですね！」

あ、これやる流れね、、

結果、みんなでやることにそれぞれ選んだお菓子をみんなでせーのと口に含んだ

ガリッ、もぐもぐっ

うっ！！

『すっぱっ！！』

「おお、Aが当たりを引いたのじゃな、」

「あら、大丈夫ですか？」

「ははは、柱でも酸っぱいものは無理か.」笑

『けほっ、柱でも味覚とか鍛えられませんからね！？』

「姉さんが当たったのか、」

これ楽しいのかな？

もう一度と言うことで、もう一度食べる

「ぐふっ、酸っぱすぎじゃつつ！」

ゲゲ郎さんが渋い顔をして、床をバシバシ叩いている

なるほど、他の人みんなが普通で1人だけ暴れてたら確かにこれは面白いかもしれない

「ははは、幽霊族でも耐えられないのか！」笑

「幽霊族でも味覚は人と変わらんわっ！」

あ、そうなんだ

「ふふ、これは楽しいわね！」

「楽しいですね、あ、でもなくなってしまいました、」

「あら、残念ね、私も酸っぱさを感じてみたかったけど、ふふ、今度また買って来ましょうかね、」

岩子さん、またやるんですか？