とりあえず、解放して下さいっ！ (ページ38)

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ぱんけーき！ページ38

『っ！こ、これがぱんけぇき！』きらきら

「ふわふわでうまいぞ？」

こ、これが蜜璃ちゃんが言ってたぱんけぇき！

すごいっ！

『い、いただきますっ！ぱくりっんんんっ！お、美味しいですっ！とてもっ！』きらきら

わしが、見たことないぐらいの笑顔じゃのぅ

『ゲゲ郎さんの、緑の飲み物は一体？？』

「ん？これか、くりーむそーだというものじゃ！一口飲んでみるか？」

スッとゲゲ郎さんに渡されたので、飲んでみることにっ

チューチュー

『っ！？ごほっ、え？ごほっ、ごほっ、びりびりするんですけど！？ど、毒ですか！？』

「流石にお店で毒は売らんじゃろ、たんさんというものじゃ！わしも初めて飲んだ時は驚いたのぅ」

へぇー、たんさん、、

びりびりするけど、美味しいっ！！

蜜璃ちゃんとか驚くだろうな！

しのぶちゃんなら、たんさんが何か研究しそう、、

『でも、美味しいですっ！』

「今度は、水木達も一緒じゃな」

『ふふ、そうですね！』

その後、いろいろ街を見て回った
夕方に近づいて来たので、帰ろうということになった

カラン、コロン

「呪いの痛みはどうじゃ？」

『だいぶいいですよ？あざは消えてませんが、痛みはほとんどないです、』

「そうか、それは何よりじゃ、地獄の秘薬はまだかかりそうじゃ、もうしばらくの辛抱じゃ」

『ありがとうございます、』

「のぅ、さっきの話じゃが、結婚する気はないかのぅ？」

あ、まだ続いてた、さっきの話、、

『だから、あなた岩子さんいますよね？』

「岩子は賛成しておるぞ？」

『いや、まぁ、そうかもしれませんけど、流石にないですっ！』

「そ、そこまで拒否せんでも、、」しょんぼり

う、こういう顔に弱いっちゃ弱いんだよなー

でも、流石に、、、

『というか、なんでそんな話になってるんです？』

「ふむ、人間の一生とは短いもんじゃ、お主は特にのぅ、それに、お主はどうやら死に急ぐらしい、わしらは心配なんじゃよ、お主がまた無理をして、死ぬのが、、」

『ふふ、そう簡単には死にませんよ？知ってるでしょう？』

「知ってはおるが、お主は水木と同じように掴みどころがない、目を離した隙に、すっと消えてしまいそうなんじゃよ、」

『なんですかそれ？』

「お主や水木が初めてなんじゃよ、わしらを幽霊族と知っても対等に扱ってくれる人間は、だからかのぅ、お主らには死んで欲しくないんじゃよ、」