とりあえず、解放して下さいっ！ (ページ30)

今日:244 hit、昨日:590 hit、合計:32,608 hit

過保護すぎませんか？ページ30

あれから、ゲゲ郎さんと岩子さんは私を暫く抱きしめていた、鬼殺隊の話は久しぶりだったので、話した後はだいぶ疲れたけど、ゲゲ郎さんや岩子さんみたいに、頑張ったねっと言われたら少しだけ、ほんの少しだけ報われた気がする

水木さんもよく頑張ったなっと頭にぽんと手を置いてくれたから、泣いてしまった

慌ててる水木さん面白かったなっ

でも、一つだけ困ったことが、、

呪いも落ち着いて、体力が回復した私は歩き始めた鬼太郎くんを連れて近所を散歩している

「ねーたん、こえっ、」

『あぁ、これはタンポポだねー』

「たほぽ？」

『た、ん、ぽ、ぽ、』

「た、ん、ぽ！」

あ、うん、それでいいやもう、可愛いし、、

『鬼太郎くん、そろそろ帰ろうかー、』

「？かえー？」

『そう、お家に帰ろう？』

「かえー！」ばんざーい

私は鬼太郎くんの手を引いて、水木さんの家に帰った

ガラガラー
『ただいま帰り「Aよ！どこに行ってたんじゃっ！！」
えと、鬼太郎くんとさん「Aさん！どこに行ってたんですか！？」』

喋らせてください、、

「そうなの？鬼太郎を散歩に、ですが、今度からは必ず私かこの人を連れて行ってください！」

『え？怪我は大丈夫ですし、、「ダメじゃっ！何かあってからでは遅いんじゃ！」いやー、何かあっても私強いですしっ、、」

「だめじゃっ！お主に何かあったら大変じゃ！」

なんか、過保護すぎないか？

いや、確かに私は、ここ数ヶ月いろいろあったけども、、

『大丈夫ですよ？』

「ダメですっ！」
「ダメじゃっ！」
「じゃっ！」

あ、鬼太郎くんまで真似してる、、、

私は、とりあえず居間に移動して、お昼ご飯を食べた
その後、部屋から出るたびに

「どこに行くんじゃ？」

「どこに行かれるんですか？」

あぁー、ダメだっ
なんか、ゲゲ郎さん達の過保護に拍車がかかっているっ

なんで？

「あー、そりゃ、17歳の娘さんが壮絶な戦いで死んでの気にしてんだろう、多分、アイツらAさんを可愛がってやろーって意気込んでたし、、」

『ええー、別に要らないんですけど、、』

「まぁ、Aさんは少し甘えてもいいと思うぞ？」

「あまえあまえ！」ぎゅっ

『鬼太郎くん？』

「ははは、鬼太郎にも言われてんじゃねぇか」笑

水木さんが帰宅したので、ゲゲ郎さん達の話をするとそう返され、鬼太郎くんも私の足にしがみついて、頷いていた