あなたはっ ページ25
『あの、あたなたはっ、しの「しーっ、だめですよ。その先を言ってはいけません。」にこり
ああ、そうなんだっ
やっぱりっ、ねぇ、しのぶちゃん、
「ですが、これだけは言いますね。どうか生きてください。私達の分まで、」
『っ！、、ぅんっ、ぃ、いきるっ、、』
「ふふ、それが聞けて安心しました。あなたはいつも無茶ばかりをしますから、ですが、呪いに負けてはいけませんよ？あなたなら、大丈夫です。私達はいつも見てますから、」
しのぶちゃんは、そう言うと
ゲゲ郎さんにあるものを渡していた
「こちらは、閻魔大王様より預かったお薬です。一部しか渡せませんが、これで少しは呪いは薄まると、地獄の秘薬はもう少し時間がかかりますが、これを飲ませて少しでも延命させて欲しいと、」
「そうか、閻魔大王様が、、すまんな、有り難く受け取っておく、」
「この薬の注意ですが、飲んだ際、激しい痛みが数時間伴います。この方は鬼殺隊の柱でしたから、痛みが伴い暴れ出したら抑えてください、下手をしたら腕を引きちぎります。」
「え、腕を引きちぎりじゃと？」
「えぇ、鬼の中には毒で人を殺すものもありましたので、毒が身体に巡る前に腕を切断するなんてことも、よくありましたから、くれぐれもお願いしますね。」
しのぶちゃんは、ゲゲ郎さんに説明すると
くるりっとこちらを向いた
「もうお別れですが、お元気で、」
もう、会えないっ
『これだけ、これだけ言わせてっ、ありがとう、それからごめんなさいっ』
「ふふ、はいっ、ではご機嫌ようっ」
私は、ゲゲ郎さんに手を引かれてその場を後にした
カラン、コロン
スタスタ
「のぅ、あやつはお主のかつての仲間じゃったのか？」
『はい、そうです。胡蝶しのぶと言って私と同じ柱でした。薬学や医学に精通してたので、怪我した時はよく見てもらってました。よくかふえとかにも行ってて、私の仲間であり、友人でした。』
「そうか、お主はその時代から無茶をしておったのだな、」
『え、あー、んー、どうでしょうか、あの時はみなんな必死だったので、』
「あの者は、最期は、どうなったんじゃ？」
『………鬼に、上弦の鬼に自ら吸収されて、骨ものこらず、そのままでした、』
「……すまん、辛い話をさせてしもうた。」
『いえ、もう終わったことですし、でも会えましたから、、それに、友人に生きてくださいと、私達の分までと言われたので、意地でもいきます。』
「そうじゃなっ、」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：impotantanoath0 | 作成日時：2024年3月4日 9時
