とりあえず、解放して下さいっ！ (ページ11)

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依代ページ11

「あ、あなたは、、」

『Aといいます。元鬼殺隊ですよ』

「まだ、いらっしゃったの、ねぇ、、」

『とりあえず、頑張ってくださいよっ！』しゅうぅぅ！

なんとか妖力というんだろうか
戻って来て
顔も写真と同じ様に戻ってきた

「い、岩子っ！」

「あなたっ！」

2人はぎゅっと抱き合っていた

だが、狂骨が結界を破って外に出てしまった
文献では依代がとか書いてたな、、私にできるか、、

いや、やるんだ、、
この人達の幸せのためにっ！

『ゲゲ郎さん、水木さん、奥さんを連れて逃げてください、依代は私が破壊します。』

「な、何を言っておるんじゃ、人間のお主には無理じゃっ！わしがなるっ」

『あなたこそ何言ってるんですか？私柱ですよ？それに、赤子が生まれるんですよ？生きて見守らなきゃ、私は大丈夫ですよ、(どうせ一度死んだ身だしね、、)』

「じゃがっ！」

『それに、龍賀一族の書物に封印方法あったので、それを知ってますからいってください』

「、、承知、じゃが約束じゃぞ？生きて帰ってくるんじゃ！」

「そうだせ、Aさんっ！絶対生きて戻れっ！」

『わかってますよー』

ゲゲ郎さんは妻を抱えて、水木さんもなんとか走って
外に向かった

『さてと、もう一度、死線を繰り広げるのか、、ま、無惨との闘いよりましか、、、これか、これを引抜いて、怨霊になったものを斬り捨てたらなんとか、、数がどれぐらいか、、』

私はそれを一気に引き抜いた

ガシャっ
ゴゴゴゴッ、ぐわぁぁぁぁ！

『嘘でしょ、どんだけ幽霊族を殺したのよっ、、ふぅ、私が全部引き受けてやる！こいっ！

桜の呼吸、伍の型、奥義っ、桜花爛漫っ！

ちょっとしか減らないしっ！

桜の呼吸、壱の型、桜吹雪の舞』

その後私は型を出し続けた

ここまで型を連続して出し続けたことはないっ
待つか私の身体、、、

いや、持たすんだよっ！

どれぐらい経ったかわからない
だけど、数日経ったのか、、

数は初めの1/3にまで減っていた

ゴゴゴゴッ、ガァぁぁぁぁっ

『ぐっ、しまった、、はぁ、はぁ、はぁ、左腕、すごいとになったんだけど！』

左腕を怨霊に掴まれた
その腕はミイラの様になり、皮膚はドロドロになった

あと、少しっ、あと少しっ、待ってくれ、、