私も見たかったわ！ ページ9
その後、水木さんの自宅に帰宅して、夕飯の支度をしみんなでかれーを食べた
その後が大変だった
お風呂に入ろうとなったが、ゲゲ郎さんが私と入りたいと駄々をこねるわ、寝る時は一緒じゃないと嫌じゃと泣くわでてんてこ舞い、、
結局、鬼太郎くんの説得で鬼太郎くんと寝てもらうことになった
寝るように布団に入ると、部屋の襖が開いた
スーッ
「姉さん、」
『あれ？鬼太郎くん？どうしたの？』
「その、父さんが、」
「………」ぎゅっ
鬼太郎くんの後ろには、枕を抱えたゲゲ郎さんが
鬼太郎くんの話によれば、何度も部屋を抜け出そうとするので理由を聞くと、どうしても私と眠りたいらしい
なぜそこまで懐かれたのか、、？
『ゲゲ郎さん？眠れませんか？』
「……こわいんじゃ、」ぎゅっ
怖い？？
「お主らが、悪い人間じゃないのはわかっておる、じゃが、眠ってしもうたら、同胞がいなくなって、お主まで消えるんじゃないかと、、」
「父さん、、」
なるほど、きっと寝込みを襲われたこともあったんだろう
『今日だけですよ？鬼太郎くんもおいで、』
私はゲゲ郎さんと鬼太郎くんを呼んで自分の布団に来るように呼んだ
ゲゲ郎さんは、ぱっ！と顔が明るくなりすぐに私の隣に寝転んだ、鬼太郎くんは戸惑ってはいたけど、渋々反対側に横になった
少し布団は狭いけど、幽霊族の体温が低いからそこまで熱くもない、、
私は、2人に挟まれて眠りについた
今だけでも、ゲゲ郎さんが安心して眠れますように
チュンチュ-
ゆさゆさ、ゆさゆさ、
身体を思い切り揺さぶられる感覚に目を覚ました
『ゲゲ郎さ、んっ！？え！元に戻ったんですか！？』
「そのようじゃのぅ、迷惑を掛けたようじゃお主の顔に傷までつけてしもうた、、」
『え、記憶あるんですか？』
「もちろん有るぞー、お主の抱っこはなかなか居心地が良いのうー」
うわっ、すごい笑顔っ
「ほれ、鬼太郎ー？そろそろ起きんか、」
ゲゲ郎さんは、鬼太郎くんを叩き起こして、水木さんの元に向かった
まさか、覚えているとは、、
うぅ、変なこといってないよね？たぶん、、
その後、岩子さんが帰ってきて事情を説明すると
「えぇ！そんなっ、私も夫の小さい頃の姿見たかったわ！！あなた！もう一度！もう一度小さくなってくれません！？」
「い、岩子っ、む、無理を言うでないっ、、」
岩子さんはとても残念そうだった
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impotantanoath0(プロフ) - 雪見大福様、コメントありがとうございます！休日を使ってちょこちょこと更新してまいりますので、気長に待っていただけましたら幸いです！ (4月6日 22時) (
レス) id: 7aeabcf1a9 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - すごく面白かったです！これからも無理せず頑張ってください、更新をお待ちしてます (4月6日 21時) (レス) @page30 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：impotantanoath0 | 作成日時：2024年3月24日 21時
