検索窓
今日:98 hit、昨日:463 hit、合計:14,183 hit

私の前世 ページ33

『私の前世は、あなた方と居たんですか?』

「そうじゃよ、先に死んでしもうたが、」

死んだんだ、私、、

『何歳で死んだんですか?私、』

「23歳じゃったかのぅ、」

若っ!

ええ、それって何か事故とか?

『そう、なんですね、、その、すみません。記憶がなくて、、』

「なーにそのうち思い出すはずじゃ、ゆっくりで良いのじゃ、それにお主は今は、心と身体の傷を癒すことじゃ、」よしよし

ゲゲ郎は、そういうと私の頭を撫でた

『っ////や、やめてくださいっ、そ、そんな子どもじゃありませんっ!』

「っ、す、すまんのぅ、(ふむ、昔はそのように顔を赤めることはなかったからのぅ、新鮮な反応じゃのぅ)」

私は、恥ずかしさのあまり三角座りしていたので膝に顔を埋めた

ゲゲ郎side

Aは、膝に頭を埋めてしもうた、、

昔は、何をしても顔を赤ることはなかったのじゃが、

まぁ記憶がないからのぅ、

無理もないが、

「Aよ、わしが悪かった、顔を上げてくれんか?」

『…………』

うっ、怒ってしまったかのぅ、、

ん?

『……すーっ、……すーっ、……』

寝ておる、

ほっ、怒っておる訳ではないのじゃな、

「A、ここで眠ってしまっては風邪を引いてしまう、部屋に戻るぞ?」ゆさゆさ、

だめじゃ、熟睡しておる、、

「仕方ないのぅ、Aよ失礼するぞ?」ひょいっ

わしは眠ってしまっておるAを抱き上げた

………軽っ!?

く、食っておったのか?

いや、あの父親の事じゃまともに食べさせておらんかったじゃろうし、

これからは、岩子もおるんじゃ!

しっかりと食べさせねばのぅ

バサっ、

部屋に入ると皆眠っており、起きる様子はないようじゃ

わしは、岩子の横にAを降ろそうとしたが

ぎゅっ

「(小声)こ、これ、A離さんか、布団についたぞ、」

『んんっ、おと、さんっ、』

「っ!」

お主は、あんな奴でも父親じゃしのぅ

優しい時期もあったはずじゃ

寂しいのじゃろうな、

「あなた、」

「岩子っ、すまん起こしたな、」

「いいのよ、それより一緒に寝てあげましょう?きっと、寂しいのよ、」

何じゃ、岩子もわかっておったのか

「そうじゃのぅ、少し狭くなるが、」

わしはAを抱えたまま岩子の隣に横になった

「大丈夫よ、Aさん、ここには私たちしかいないから安心してちょうだい?」なでなで

「そうじゃ、わしらがおるからのぅ」なでなで

わしと岩子が頭を撫でると、Aはふふっと笑って眠りについた

なぜ水木なんじゃっ!?→←眠れません



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
103人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

impotantanoath0(プロフ) - 雪見大福様、コメントありがとうございます!休日を使ってちょこちょこと更新してまいりますので、気長に待っていただけましたら幸いです! (4月6日 22時) (レス) id: 7aeabcf1a9 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - すごく面白かったです!これからも無理せず頑張ってください、更新をお待ちしてます (4月6日 21時) (レス) @page30 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:impotantanoath0 | 作成日時:2024年3月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。