転生 ページ25
ガシャンッっ！！
「おらっ！早く酒買ってこいっ！金がねぇなら新聞配達でもしてこいっ！！」ドカッ！
『うっ、、』
私は、蹴られたお腹を押さえた
生まれた時には、お母さんは居なくてお父さんと2人だった
はじめのうちは、お父さんはこうじゃなかった
私が中学校に上がる前に、リストラされてそこからおかしくなった
生活保護を受けるも、お父さんは全てをお酒に使ってしまって、私は食事も取れていない
親ガチャってやつが失敗したんだろうな、、
私は、居間から離れて廊下で割れた瓶でできた切り傷を手当した
転校した先でも、皆んなから腫れ物のように扱わらて友達すら居ない
はぁ、私の人生って一体なんなの？
せめてお母さんが生きていたらちょっとは違ったのかな？
そんな事を思いながら、夜の街に出た
お酒を買いに行かないと、でも未成年の私じゃ買えない
ただ、一つの場所を除いて、、
その場所は、裏路地にある教科書に乗ってある昭和時代のレトロなお店、売ってる人もおばあさんとおじいさんだから年確もされない
たぶん、バレたらアウトなんだけど、、
「おや、今日もお酒とタバコのお使いかい？」
『あ、はぃ、いつもの、、』
「はいはい、少し待ってな、」
おばあちゃんは、そういうと準備をしてくれる
待っていると、不意にお店の扉が開いた
ガラガラっ、
「たくっ、なんで俺が仕事帰りにお前の買い物に付き合わないと行けなぇんだよ、」
「わしが、朝お主に渡したタバコが最後じゃったんじゃ、」
「じゃあ、昼間に買いにこいよっ！」
「無理じゃ、ここのお店は夜だけやっておるからのぅ、」
「は？なんだよそれ、」
そこには、サラリーマンの人と、白い髪で片目を隠した藍色の着物に下駄という今の時代では珍しい格好をした背の高い人が入ってきた
「ん？お主っ、」泣
白い髪の男が私を見た瞬間、ぽろぽろと涙をながした
『えっ、』
その人は、私のそばまでくるとガシッと両肩を掴んだ
「よかったっ、よかったっ！転生しておったのじゃなっ、わしは、ぐずっ、わしはっ」
『ちょっ、離してくださいっ！』
力強っ！？
泣き続ける男の人にサラリーマンの人が慌てて引き剥がしてくれた
「す、すみません！うちのがっ！おら、お前いきなり女子中学生に何してんだよっ！変態かっ！」
「変態じゃと！？し、失礼なやつじゃのぅ！彼奴はAじゃぞ！？」
え、なんで、私の名前っ、、
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impotantanoath0(プロフ) - 雪見大福様、コメントありがとうございます！休日を使ってちょこちょこと更新してまいりますので、気長に待っていただけましたら幸いです！ (4月6日 22時) (
レス) id: 7aeabcf1a9 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - すごく面白かったです！これからも無理せず頑張ってください、更新をお待ちしてます (4月6日 21時) (レス) @page30 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：impotantanoath0 | 作成日時：2024年3月24日 21時
