あれから70年経った ページ24
水木side
Aさんが死んでから、早くも70年の時が流れた
俺はいつの間にか、人で無くなっていたようであれから歳を取らなくなった
ゲゲ郎達に聞いたら
哭倉村で、幽霊族の血を大量に浴びた事が原因ではないかとただ、ゲゲ郎笑いながら酒のつまみに人魚の肉を食わせたからかのぅ、とか抜かしやがった
お前じゃねぇかよっ！原因はっ！
そんなこんなで、今ではゲゲゲの森に住まいを移している
「水木さん、そろそろ向かいますか？」
「おう、そうだな、そろそろかゲゲ郎と岩子さんは？」
「先に下で待ってます。」
俺は、鬼太郎と一緒に慌ててハウスから降りた
「おぉ、水木よ！随分と長い準備じゃのぅ？」
「ふふ、探してしまったみたいですね」
そこには、ゲゲ郎と岩子さんがいた
「わりぃ、にしても毎年毎年墓参り行くのはいいが、お供物多すぎねぇか？」
「そうかのぅ？」
「そうかしら？」
岩子さんとゲゲ郎が抱えている量を見ると毎年増えてる気がする
ゲゲ郎は、桜色の花束とお団子だろうか？
岩子さんは、彼岸花の花束とこれまた、チョコレートやパンなどを持っている
2人しているか？花束、、
「まぁ良いではないか！多いほうがAも喜ぶと言うものじゃ！」
「ふふ、そうですね、平成に入っていろんなお菓子が出てきましたし、きっとAさん喜んでますよ！」
まぁ、いいか、、
そのまま、Aさんの墓に向かった
「そういえば鬼太郎、猫娘とマナちゃんと約束がとか言ってなかったか？」
「断りました。姉さんの墓参りが大事ですから、」
「あ、そう、、」
鬼太郎は、前以上にAさんを優先している気がする
最近できた人間の女の子のマナちゃんとは仲良くなってきてはいるが
お寺-
「Aよ、今年も来たぞ？去年は大雨じゃったが、今年はよく晴れておる、」
ゲゲ郎は、墓に着くとすぐに掃除を始めながらAさんに声をかけていた
「Aさん、あれから70年経ってしまいましたよ？まだ、会えないのは寂しいですね、」
「姉さん、僕は人間の友達ができましたよ、」
岩子さんも鬼太郎も近況報告をしてた
「水木？お主も近況報告せんか？」
ゲゲ郎が何も言わずに突っ立てる俺に言った
「いや、お前らがいたら言えねぇよ、俺は今度でいい、」
「何じゃ、薄情な奴じゃのぅ、」
「うるせぇっ、」
そんな言い合いをしながら、墓参りは終わった
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impotantanoath0(プロフ) - 雪見大福様、コメントありがとうございます！休日を使ってちょこちょこと更新してまいりますので、気長に待っていただけましたら幸いです！ (4月6日 22時) (
レス) id: 7aeabcf1a9 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - すごく面白かったです！これからも無理せず頑張ってください、更新をお待ちしてます (4月6日 21時) (レス) @page30 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：impotantanoath0 | 作成日時：2024年3月24日 21時
