なぜ死んだのか ページ22
俺らは、明朝に庭に出た
「では行くぞ、準備はよいな？」
皆が頷くと、ゲゲ郎は霊界の入り口を開いた
真っ暗な道を進むと、見たこともないような景色が広がった
「こりゃすげぇ、ここが霊界ってやつか、、」
「本来なら生きた人間は入らんが、どうやらお主が招き入れたようじゃのぅ？」
「え？」
ゲゲ郎が向いてる方向には、Aさんと同じぐらいの身長で、蝶々の大きなかみ飾りをした、蝶々の妖精かと見間違うぐらいの美人な人がいた
「はい、私が招きいれました。お会いするのは2回目ですね、そうですか、Aは逝ってしまったのですね、」
「何故じゃ？なぜ、招き入れた、それに顔を見られてはまずいのではないのか？」
「真相を知りたいと思っているのではないかと思いまして、顔はAが居たので隠してたんです。自己紹介がまだでしたね、私は鬼殺隊蟲柱をしていました。胡蝶しのぶといいます。」
は、柱っ！？
「やはり、お主も柱じゃったか、」
ゲゲ郎は、納得した様子だった
「はい、みなさんは鬼殺隊が何かは説明は受けている様子ですね。
では、Aが死んだ理由ですが、痣の発現です。この痣の発現条件は、心拍数200越え、体温は38.0℃以上により発現します。そのおかげで一時的にではありますが、飛躍的な身体強化を行えます。」
俺は、胡蝶さんの説明に耳を疑った
「は？何言ってんだ！心拍数200越えって死ぬだろ普通！しかも体温が38.0℃なんてっありえないっ！」
俺の発現に胡蝶さんとやらは笑った
「ええ、普通はあり得ません。ですが、この条件を突破したもの、つまりその時に死ぬか、生きて飛躍的な力を手に入れるかの分かれ目です。
Aは、鬼舞辻無惨との戦いで痣が発現しています。
そして、痣が発現したものはすべて例外なく、25歳を迎える事ができません。」
「「「「っ！？」」」」
胡蝶さんの発現に、俺はもちろん、ゲゲ郎や岩子さん、鬼太郎も目を見開いた
「そして、痣の発現は共鳴します。鬼舞辻無惨との戦いで、ほとんどの柱が痣を発現していましたので、
それともう一つ、恐らくAは哭倉村での狂骨との戦いでもう一度痣を発現しています。」
「な、なんじゃとっ、」
「そんなっ、ではAさんはっ、」
「はい、こちらに来た時に鬼舞辻無惨での痣の発現は無効になっていたのですが、哭倉村での発現により、25歳を迎えられないと決まってしまったのです。」
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impotantanoath0(プロフ) - 雪見大福様、コメントありがとうございます！休日を使ってちょこちょこと更新してまいりますので、気長に待っていただけましたら幸いです！ (4月6日 22時) (
レス) id: 7aeabcf1a9 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - すごく面白かったです！これからも無理せず頑張ってください、更新をお待ちしてます (4月6日 21時) (レス) @page30 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：impotantanoath0 | 作成日時：2024年3月24日 21時
