痣の発現 ページ17
ゲゲ郎さん達が旅に出てから、あっという間に２年の歳月が流れた
私も、17歳から23歳になっていた
時々、カラスが手紙を運んでくれてゲゲ郎さん達の状況やこちらの状況のやり取りをしている
基本的に岩子さんが手紙を書いているよう
ゲゲ郎さんからきた手紙は、解読不能だった
きっと文字とか書けないんだろうなー
『じゃあ、買い出しに行ってきますね！』
「おー、頼むわ」
私は、水木さんに声をかけてから外に出た
買い物も終わり、荷物を持って帰っていると急に胸がぎゅっとなった
『うっ、はぁはぁ、はぁはぁ、』
な、なに？
いきなり痛みが出て、息苦しさが、、
私は、そのまま壁に手をつけてしゃがみ込んだ
『はぁはぁ、はぁはぁ』
「おいあんた、大丈夫かね？」
近くを通っていた、おじさんに声をかけられたがそれどころじゃないっ
「ワシは医者の端くれだ、少し失礼っ、んん、えらく脈が早いのぉ、どこが痛い？胸か？んん、ゆっくり息を吸って、そう、吐いて、」
おじさんのおかげで少しずつ収まってきた
『はぁはぁ、ありがとうございます。少し落ち着きました。』
「そりゃあよかった、何か持病をお持ちで？」
『いえ、特には、』
狂骨の呪いは解除できたし、特にこれと言ってなかったんだけど、、
「そうか、少し心臓や肺が弱っているようでのぉ、しばらくは安静にしておれ、それでも治らないようなら病院で見てもらった方が良いぞ？ではのぉ、」
おじさんはそう言って、帰って行った
いままで何もなかったのに？どうして、、
まさかっ、鬼舞辻無惨との戦いでの痣の発現っ！？
そうよ！
それしかないっ！
この身体がどうやってこっちにきたのか、転生したのかはわからないけれど
考えられるのは、痣の発現っ！
それにっ、狂骨との戦いで恐らく痣が発現してるはずっ
それなら、私の寿命は、、あと持って２年、、
いや、あまね様の言葉では25歳を迎える前に死んでるって言ってた
それを考えたら、私はいつどうなってもおかしくないっ
そんなっ、せっかくゲゲ郎さん達が旅にでて、
あと1年したら帰るかもって言ってるのにっ！
何より、水木さん達に心配かけたくないっ、、
と、とりあえず家に帰ろうっ
私は、ゆっくりと立ち上がり水木さんの家に帰った
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impotantanoath0(プロフ) - 雪見大福様、コメントありがとうございます！休日を使ってちょこちょこと更新してまいりますので、気長に待っていただけましたら幸いです！ (4月6日 22時) (
レス) id: 7aeabcf1a9 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - すごく面白かったです！これからも無理せず頑張ってください、更新をお待ちしてます (4月6日 21時) (レス) @page30 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：impotantanoath0 | 作成日時：2024年3月24日 21時
