旅立ちの準備 ページ12
それから、1週間が経った
ゲゲ郎さん達は旅立ちを決意していて、かなり急にはなるが、1週間後に旅立つという
鬼太郎くんの学校は、転校するということで水木さんが話をつけたらしい
私も蕎麦屋の仕事をしながら、旅にでる３人に何か渡さないかと悩んでいる
人間は結構荷物いるけど、幽霊族ってどうなんだろう？
とりあえず、カエル捕まえて保存食みたいなの作るか
しのぶちゃんお手製の作り方知ってるし、あとは忍者めし？の作り方も教えて貰ったし
私は、仕事終わりに川に向かって、カエルを大量に捕まえた
帰宅後
「うわっ！なんだその大量のカエルはっ！？」
帰った瞬間水木さんは、大量のカエルに引いていた
『ゲゲ郎さん達の保存食を作ろうかと、旅立ちの荷物で必要なものがわからなかったので、』
「あー、そういう、躊躇いなくカエル捕まえて捌いてるの見ると、なんかやっぱり逞しいな、Aさん、、」
あ、めっちゃひかれてる、、なぜ？
夕飯も食べ終わり、私はカエルの処理の続きを始めた
「お主、何をしておるんじゃ？」
縁側で、網を広げて開いたカエルを並べているとゲゲ郎さんと岩子さんがやって来た
『これですか？ゲゲ郎さん達が旅立つ時に少しでも役に立つかと思って、カエルの干物を作ってます。干物だと日持ちしますし、』
「「っ！？」」
ぎゅっっ
『あの、両側から抱きしめられると動けないんですけど、、』
岩子さんとゲゲ郎さんは、両側からぎゅっと抱きしめてきた
動けないっ、、
「お主はっ、本当にいい子じゃのぅ！」なでなで
「本当にっ、いい子に育って！」よしよし
『いや、あの、私お2人に育てて貰ってないんですけど、、』
あ、だめだ、全く聞いてない、、
「お前ら、何してんだ？」
水木さんも何事か？という感じで聞いてきた
うん、助けて欲しいです。
その後、なんとか2人から解放された私は鬼太郎くんの元にやって来た
『鬼太郎くん？今良いかな？』
「姉さん？いいですよ、」
鬼太郎くんは、すぐに出て来てくれた
「どうしたんですか？」
『はいこれ、』
「これは何ですか？」
私は鬼太郎くんに、蜜璃ちゃんから教えて貰ったお守りを渡した
『私の着物で編んだお守り、無事に旅が出来るようにっていうのと、道中に怪我とか病気とかならないようにって願いがこもってるの、』
「おまもり、、でも姉さん、僕は妖怪です、怪我や病気をしてもすぐに治りますよ？」
あ、それもそうだった、、
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impotantanoath0(プロフ) - 雪見大福様、コメントありがとうございます！休日を使ってちょこちょこと更新してまいりますので、気長に待っていただけましたら幸いです！ (4月6日 22時) (
レス) id: 7aeabcf1a9 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - すごく面白かったです！これからも無理せず頑張ってください、更新をお待ちしてます (4月6日 21時) (レス) @page30 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：impotantanoath0 | 作成日時：2024年3月24日 21時
