・ ページ12
〈渡辺side〉
佐久間が目を覚ましてから3日が経った
今日もタクシーに乗って病院に向かう
ｺﾝｺﾝ
渡辺「さくまぁ？」
佐久間「は〜い……？」
前までノックをしても返事がなかった扉の向こうから佐久間の声が聞こえて思わず笑みが溢れた
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
佐久間「おぉ…しょうた！……ってなんで笑ってんの笑」
渡辺「いや、別に笑」
佐久間「さては……！！俺に会えて嬉しいんだなぁ笑笑」
渡辺「…………うるせぇ笑」
そうやってくだらない掛け合いをしてると他のメンバーもすぐに来て、いつも通り佐久間の体調を気遣いながらもみんな楽しそうに話していた
深澤「…そういやぁさ……さくまって俺たちの会話聞こえてたの………？」
佐久間「ん…？いつ…？」
深澤「いや、ほら、最初に目覚した時ただいまって、、」
佐久間「あぁ！笑、なんとなくだけどね耳だけは聞こえてた！」
向井「えっ、耳だけ聞こえてたん！？」
佐久間「うん！笑、こーじはなんか写真見せようとしてくれてたよね？？」
向井「えっ、ほんまやん！？」
岩本「えっ、待って？俺のもちゃんと聞こえてたってこと？？」
佐久間「ひかるね笑笑」
岩本「えっ、まじかよ」
渡辺「えっ、待って待って、だとしたらちょー恥ずいんだけど」
佐久間「しょうためちゃめちゃ泣いてたもんねぇ？？笑笑笑」
岩本「えっ、お前泣いたの笑笑」
渡辺「待って恥ずかしっ……」
佐久間「いや、ひかるもフツーにプロテイン飲んでたからね？笑笑」
阿部「えっ？？どゆこと？人の病室でプロテイン飲んだの？」
佐久間「うん笑」
阿部「全然理解できないんだけど？？」
もうこっからは佐久間によるメンバーのお見舞い暴露大会が始まっちゃって大盛り上がりだった
佐久間「で…！その後に……」
深澤「えっ、俺めっちゃ恥ずいね笑」
渡辺「フハハハッ笑笑笑」
こんな他愛もない会話で盛り上がって笑い会えるのが幸せで、こんな時間がこれからも沢山訪れますようにって心の底から願った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 459人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藤ヶ谷涼華(プロフ) - 初めまして😊読み始めたら止まらなくなって泣きながら読んでました😭佐久間くんの目が覚めて良かった。更新楽しみに待ってます✨頑張ってください☺️ (3月22日 14時) (
レス) @page17 id: 0d8bf06f44 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - 初めまして！昨日から読ませてもらってます^^よる読んでたらほんとに涙止まらなくて､､ほんとに素敵なお話だなと思いました😿💗これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (3月22日 14時) (レス) id: 8f29ed924f (このIDを非表示/違反報告)
srnhmn(プロフ) - たぴさん» すみません！間違えてつけたまま投稿してしまいました🙇🏻♀️報告ありがとうございますm(_ _)m (3月17日 19時) (レス) id: 7fc0a725a3 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ - オリジナルタグ消した方がいいと思います (3月13日 19時) (レス) @page17 id: 95dcbf713f (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 突然のコメント失礼します。もう涙が止まりません…。佐久間くんの目が覚めて本当に良かったです🥺 (3月11日 17時) (レス) @page8 id: f1ac328838 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：imparare114 | 作成日時：2024年3月10日 19時
