桜の咲く頃に Ⅱ (ページ10)

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〈目黒side〉

次の日になって阿部ちゃんと集合して車で佐久間くんの家まで向かった

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

チャイムを鳴らしたけど出る気配がない

見ると佐久間くんのポストにはすごい量のチラシが溜まっている

家にいないのかな？？

そんなことを考えてると隣の部屋の人が出て来た

「あっ、こんにちは、、」

阿部「あっ、どうも」

目黒ﾍﾟｺｯ

「あの、、お隣さん、1ヶ月くらい前にどこかに行かれておそらく以来帰って来てませんよ？」

阿部「えっ……あっ、そうなんですね！すみません」

「いえいえ……じゃあ失礼します」ﾍﾟｺｯ

目黒「佐久間くんどこ行ったんですかね……」

1ヶ月なら旅行は考えられないし流石に国外逃亡なんてのも意味がわからない

阿部「あっ！……もしかしたら実家かも！」

目黒「あぁ〜確かに、場所知ってるんですか？」

阿部「いや、、分からない…………あっ！でも大我なら知ってるかも！聞いてみるね」

ﾌﾟﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…………

京本「あっ阿部くんお疲れ様です、何かありました？」

阿部「急にごめんねぇ、あの佐久間の実家って場所わかったりする？」

京本「あー分かりますよ、なんかありました？すみませんちょっと待っててください」

阿部「いや大した事じゃないんだけどね……ごめん助かる〜！ありがとう」

そう言って阿部ちゃんが佐久間くん家のの住所を紙にメモした

阿部「ほんと助かった〜ありがとね〜！」

目黒「ここですか？」

阿部「そうみたい…いこっか」