桜の咲く頃に Ⅱ (ページ4)

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衝突ページ4

〈阿部side〉

佐久間がいなくなったから日に日に佐久間のことを思い出すようになった

本当はやってないんじゃいか…いやでも証拠が……

そんな自問自答を繰り返す日々

このままじゃダメだ、、自分が悩んでるってことは他にも悩んでる人がいるはず

そう思い思い切って楽屋でみんなに聞くことにした

阿部「あっのさ……佐久間のことなんだけど……みんなはどう思ってるの……？」

渡辺「は？どゆこと？」

阿部「いや……だからその……ほんとにやったのかなって……」

渡辺「当たり前じゃん、だって本人がそう言ってんだし」

阿部「いやでも……ほらっ……何か隠してるとか…そーゆー………」

渡辺「お前さぁ……いつまでそんなやつのこと引きずってんの？本人がやってるって言ってるし証拠もあるんだから自粛したんだろ？？いい加減諦めろよ」

阿部「………ｯ……でもｯ！！」

岩本「俺も翔太の意見に賛成、考えるだけ無駄だろ」

向井「………僕はｯ……僕は阿部くんの気持ち……分かる……」

渡辺「は？？」

向井「本人が認めていたし…最初はそうなかなって思ってたけど……正直まだ少し佐久間くんのこと信じてる…………」

渡辺「ふざけんなよ！なんであんな奴のこと信じられんだよ！俺たちがあいつのせいでどれだけ迷惑被ったと思ってんだよ！お前らも頭下げてさせられて悔しくないのかよ！！」

向井「それは…………そうだけど………」

ｶﾞﾁｬｯ

そこにふっかが入って来た

深澤「はいはい、ヒートアップしないの、あべちゃんも翔太も本人がいないんだからどうしようもないでしょ？そこで喧嘩してどうすんの？今は1番スノーマンの8人が協力して乗り越えなきゃいけない時期なんだよ？」

阿部「……………ごめん」

渡辺「………………いや、言い過ぎた……ごめん」

結局話し合いは結論が出ないまま終わってしまった