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Aside
「やっぱり無理だ…あんな、あんな人混みの中に入れるわけなどない」
それに、さっきから騒がしいな
観客1「な、なんだあれ！？パレードめがけて突進して来る奴らがいるぞ！？」
観客2「う、うわあ！体が勝手に…どけ！どけ〜！」
観客3「逃げろ！押し潰されるぞ！」
観客たち「うわあ〜〜〜！！」
な、なんだアレ？一体どうなって……
ｱｽﾞｰﾙ「おやおや、Aさんではありませんか」
「アズール……その顔は、何か知っているようだな」
あの顔はいつもとは違う…なにか企んでいる
ｱｽﾞｰﾙ「僕が何か知っている？流石の僕でも、今の状況ことについて知りませんよ」
「君の言うことは基本的に信じないが今回は信じる」
ｱｽﾞｰﾙ「それは良かった」
今僕に出来るのは、観客を避難させること。消毒もいつもの五倍はしたからな
「アズール！君も手伝ってくれ…って、居ない！？」
あのタコ…茹でダコにしてやろうか！！
「……マ、マレウス先輩！」
ﾏﾚｳｽ「！Aか」
「観客は！」
ﾏﾚｳｽ「僕が避難させたぞ？」
良かった…母様と父様は大丈夫だったのだろうか
「マレウス先輩、ありがとうございました！若しかするとあの観客の中に父様と母様が居たかもしれないんです。本当にありがとうございました！」
ﾏﾚｳｽ「っ…あの国王と王妃があの中に……」
「どうかされましたか？」
ﾏﾚｳｽ「いや、なんでもない…」
いつもとは違う様子のマレウス先輩。大丈夫だろうか…病気？それともどこか怪我を…
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作者名：星ノ宮 x他1人 | 作成日時：2020年10月18日 13時
