潔癖男子壱 (ページ16)

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ケイトside

「おい、リドル。僕は君にこの間、大丈夫かと聞いた。覚えているな？」

ﾘﾄﾞﾙ「……うん」

「はぁ、全然大丈夫じゃないな。お前はいつから嘘つきになったんだ…？」

ア、アハハ…A君激おこ～。なんでオレがA君の番号を知っているかというと、イデア君とまあ、色々契約して教えてもらったんだ～♪

イデア君とA君はなんか結構仲がいいらしくてスマホの使い方を教えていた時にこっそり電話番号を覚えたって言ってた。ホント、マジで羨ましすぎるよね～

ｹｲﾄ「まあまあ、A君。来てくれてありがとね～」

後ろから抱きつこうとしたら思いっきり避けられた…ちぇー……

「ケイト先輩、消毒、顔にしますよ？」

ｹｲﾄ「す、すみませんでした」

ﾄﾚｲ「リドルとケイトをあんな風にできるのはAくらいじゃないか？」

ﾕｳ「か、かっこいー！」

A君マジで潔癖症だし顔は綺麗で身体は細くて白くてマジで可愛すぎて抱きたいけど殺されるから今のところ手は出していない。

噂で聞いたけどオクタヴィネルの三人が何とかって言ってたな……

「ん…今日は特別だ。明日からはちゃんと消毒とか色々してもらうからな」

と言ってA君からリドル君の頭を撫でた。

ﾄﾚｲ･ｹｲﾄ「「羨ましいー」」

「トレイ先輩は綺麗なんでいいですよ」

ｹｲﾄ「オレは！？」

「ケイト先輩は嫌です」

えー！！オレも消毒しようかな。トレイ君はアレだ、A君に前良い歯みがきの仕方を教えてたからだ

ｴｰｽ「あ、あの！A先輩！！」

ｴｰﾃﾞｭｰｽ「「この前はすんませんした！！！」」

なんでこの二人が謝ってんだろう？

「あっ、この前の食堂の…ごめんな、僕半径二メートル内にはいられるのが嫌でさ。あの時は取り乱してしまったよ。今回は特別。明日からはめっちゃ避けるから」

とよくわからない宣言をして手袋を取り、手に消毒をしてからエースちゃんとデュースちゃんの頭を撫でた

ｴｰﾃﾞｭｰｽ「「あざっすっ！！/////」」

「僕も後輩ができて…そ、その…嬉しい、よ」

シャッターチャンスっ！！！A君がちょっと顔赤らめてる…可愛すぎて死にそう

ｸﾞﾘﾑ「オレ様も撫でるんだゾ！！」

「ああ、君はお喋りができるんだな。いいぞ、動物は大好きだ。ほら、君もおいで」

ﾕｳ「はわわ、僕もですか！？」

オレ以外の頭を撫でたA君。本当にマジでオレを狂わせる気じゃん。