佐智雄の妹

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Aside


A「遅くなってごめんなさーい」


一応謝って有剣とともに道場に入る


佐「ったくどこ行ってたんだ。とっくに会議は終わったぞ。ま、Aになら内容は俺から教えるが小田島！お前は教えないからな」


有「えー！佐智雄ー」


やっぱお兄ちゃん有剣には対応きついねぇ

有「ねぇー、A〜俺にも教えてね？」

急に抱きついてきた有剣

うわっ。あざと！と思いながら有剣を呆れた目で見る


でも、今回は私が連れ出したから仕方ないなと思い教えてあげることにした


佐「んでどこ行ってた？」


やっぱ聞いてくるよね。そうこの時のためにさっき空き教室から戻ってくる時必死に思考回路巡らして考えてたんだよね

それなのに有剣ずっとしゃべりかけてきたし、おかげで途中文章めちゃくちゃになったけどきっと大丈夫！


こういうのは信じれば大丈夫！


A「んー、それがさ〜なんか近くに芸能人来てたみたいでどうしても見たいからすっごい高い位置にある教室から見てたんだよね！ね、有剣！」


有「え、高い位置…A「ね！あったよね！有、剣、く、ん？」


佐「俺も見たかったな。で、誰が来てたんだ？」


やばいやばい！ばれる！


てか、志田とか仁川とかなにしてんの！？どうせ見てるんでしょ！助けてよと思い志田たちの方向見ると居ないし…


どうりで静か…


有剣は相変わらずなにいってんの？みたいな目で見てくる有剣。やめてよそれじゃあ私が変人みたいじゃん

こうなったら！必殺！睨む！


とにかく合わせろ！と思い有剣に思いっきり視線を送る


すると有剣がそういうことね！という顔をして


有「あのあれだよある県で有名な梨の妖精が来ててさ〜ほら可愛いじゃん？」


ナイス！芸能人でもなんでもないけどね


佐「ふーん梨の妖精か俺も会いたかったな」


あはは、なんとか回避


てかこれから喧嘩しにいくのにこんな緩くて大丈夫…なの？


仁「おい！お前ら！外に…外になんと！」


佐「早く言え」


仁「あのある県で有名な」


え、まさかの


志「あの黒い熊だよほっぺた赤くて可愛かったわ(笑)」


有「へーでも俺は梨の妖精見たからいいわ〜しかもAと」


佐「お前(睨)」


お願いだからこれ以上修羅場にならないで


佐「まあいいとにかくもうそろそろ出るぞ」


仁「うおっしゃー！」


志「ぶっ潰しにいくぞ」


有「Aの分と沢村達の分覚悟しな」


A「今度こそ終わりだ」


佐「お前らいくぞ」

そして鳳仙を出た

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