佐智雄の妹

29 ページ31

佐智雄side


向かってくる敵すべてをなぎ倒していく。


チッ。こいつら倒すのは楽だけど数が多すぎてめんどくせえ

すると突然背中を蹴られた感覚があった


ったく痛えな。誰だよ


中岡「おい。こっちにも敵はいるぞ？」


はあ。ムカついた

そして蹴りと殴りをいれる


中岡「くっ…うっ…」


所詮数だけか…


そしてあいつがこっちに向かってきていた


楓「おい。サッチー相手しろよ」


佐「ふっ…」


そしてひたすら殴り合う。


しばらくして俺の体力も限界かと思い動きを止めてあいつを見る


すると


A「お兄ちゃーん！こっちは結構倒したよ」


Aが来た。こういうときの妹って癒しだと思う。


Aに微笑みながら


佐「そうか。よくやったな」


頭を撫でる


そしてまたあいつに向き直る


楓「え！？女！？サッチーの彼女とか？え、どうも！俺花岡楓士雄です！」


おいおい…こいつマジかよ…


A「ぷっ…(笑)この人おもしろ！」


楓「え？」


佐「こいつは上田A。俺の妹だ」


楓「へぇー。すげえな！かっけえ！」


目を輝かせて言う花岡楓士雄


A「あー、ありがとう？」


Aと花岡の会話をしばらくボーッと聞いてるとサバカンの姿が見えた気がした…

俺とうとう目までおかしくなってきたのか…？


A「…ちゃん！お兄ちゃん危ない」


楓「余所見してんじゃねえよ！」


佐「！？」


そういって蹴りいれてくるけどAが庇ってくれた


A「あぶなっ！お兄ちゃん大丈夫？」


こいつ…許さねえ


佐「てめえ…Aが怪我したら…。一回死んで反省しろ」


そして殴りかかろうとしたとき…


ピピーっ！



車のクラクションの音が聞こえてきて


大型トラックが突っ込んできた

30→←28

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す