72 ページ25
そして指示通り少し歩くと…
け、研二くん!?
まさかあんな最前線で解体作業をやっていたなんて…
『 研二くん…』
萩原の肩に手をかけ呼びかける
萩原「!!え!?なんでこんな所にあかりちゃんが!?」
『 話は聞いてるでしょう。
サイバー課との合同捜査。
私は特殊細工をされた防犯カメラの解除をしに来たの。
場所わかる?』
萩原「あ、多分あれ」
研二くんが指さした方向に向かい防犯カメラ内のデータを手に取る。
『 これね…
てか…防護服は何処へやったの?』
萩原「あんなの暑苦しくて着てられねーから…」
『 へぇ〜…
後で陣平くんにでもたっぷり怒られなさい?』
萩原「うげっ…」
『 とにかく今は爆弾解体が最優先。
頼んだわよ!』
萩原「…あぁ!!…と言っても、タイマーはもう止まってるんだがな〜」
萩原は1度止めていた手を再び動かせる。
『 油断大敵よ!遠隔捜査だったらどうするつもり!?』
萩原「遠隔…まさか!!」
目を凝らして爆弾の設計をよく観察してみると…
萩原「…クソッマジかよ…
これは遠隔捜査型爆弾だ!!
皆逃げろ!!」
萩原は周りにいた爆処の人達に指示を出す。
そしてこの場所には私達2人だけ…
萩原「あかりも早く逃げろ!!
いつ爆発してもおかしくないぞ!?」
『 何言ってるの!?それなら研二くんも一緒に…!!』
萩原「いや、俺はここに残って爆弾解体をする…
だが遠隔操作型となると厄介だな…
少し時間が…」
『 …その爆弾、遠隔捜査型ならどこかしらにメモリーデータが存在するはず。
探して貰えるかしら?恐らく小さなチップ状の…』
萩原「あぁそれならこの場所に…
あった!!」
『 ありがとう。流石ね!
爆弾解体に時間を要するなら、
先に遠隔捜査の基となるプログラムシステムを潰せばいい。』
萩原「そんなこと、できるの?」
『 分からない…でもやってみる価値はあるわ。』
即座に自前のパソコンを開きメモリーデータをセットする。
爆弾なんて…止めたことはないけど、
『 この爆弾に繋がる作動スイッチの電気信号を遮断し、無効化出来ればなんとか…』
萩原「どう?いけそう…?」
『 えぇ…あと少しで…』
358人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
??(プロフ) - うぅ、最高すぎます💓!!! (6月25日 21時) (レス) @page43 id: e06dd7c39d (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (6月8日 1時) (レス) id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
コーンスープ(プロフ) - 匿名_krさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!これからもよろしくお願いします(´˘`*) (2022年6月20日 21時) (レス) id: 8ba38f8e5f (このIDを非表示/違反報告)
匿名_kr(プロフ) - ァァア、好''ぎでずぅぅぅ。(狼狽 (2022年6月20日 11時) (レス) id: e330e5542e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷるる | 作成日時:2022年6月13日 0時