《2》彼らと同期の私ですが、実はハッカーなんです…！【警察学校組】

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時は立ち数ヶ月後━━━━━━━━━━━

私は月一配属のサイバー課へやって来ていた。


『 お久しぶりです。神谷本部長！』

神谷「お、やっと来たか！」

…周りを見渡せば、何やらサイバー課内が慌ただしい雰囲気で何かの作業をしている。

『 …こんなに課内が慌ててるなんて…

何かあったのですか？』

神谷「実は先程、とある高層マンションに爆弾が見つかったらしくてな…」

『 爆弾!?』

神谷「あぁ。

その為爆弾が設置される少し前に不審な人物が映っていなかったか、付近の防犯カメラを一斉に調べあげているんだ…

今は爆発物処理班との合同捜査を開始している。

あっちは恐らく、もう現場に到着していると思うが…」

爆発物処理班…あの二人も行っているのだろうか。

『なるほど…犯人の特定はまだ出来ていないと？』

神谷「そうだ。ただ…

爆弾に1番近い位置にある防犯カメラが
何かしらの細工をされていて、
映像入手が出来ないんだ。

細工を解除出来れば犯人特定に向け動きやすいのだが少し厄介で時間がかかるんだ…どうしたものか…」

『 それなら私が現地に向かい、
映像細工を解除してきます。』

神谷「いいのか…？危険な場所だぞ…」

『 えぇ…
それに一番早く対応できるのは私です。』

神谷「君の出来の凄さは何よりも分かっているが…まだ配属されて少ししか経っていない君に任せるのはこちらとしてもだな…」

『 神谷本部長！早く犯人特定をしなければ、最悪の場合新しい爆弾を設置され他の一般市民にも危害が及ぶ可能性があります！

…私は警察です。

自分にできることならやります！』


神谷「わかった…任せたよ水崎！」

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