苦手な幹部の先輩から好かれるなんて聞いてません！！！【灰谷竜胆】

十一話 ページ12

『あっ！！！』


春千夜「うるせー。」


『新作スイーツが出るって！！しかも明日からだし！』


春千夜「お前ぇは食えねーだろ。」


『えっ、何で？』


春千夜「カップル限定って書いてるわ。ちゃんと見ろ。」


『うわぁ、まじかよー。行く相手欲しー！！』


春千夜『……居んだろ。相手。」


『えっ？なになにー春が来てくれんのー？笑』


春千夜「りんどーさん(？)が居んだろ。」


『！？』


春千夜「……うわ、顔キモっ。」


『いや、酷い。泣』


(竜胆さん、、あのお出掛け以来トーコでは会ってないな……。)


(自分から誘うのもあり、、か？)


『うーん、、』


春千夜「何悩んでんだよ。」


『自分から誘っても良いのかなぁって。』


春千夜「良いんじゃね？」


『春が良いなら大丈夫か。よし、誘うぞー！』









と、言うわけで今日は俺から竜胆さんを誘った。


限定スイーツが楽しみすぎて昨日から寝れてないがまぁ大丈夫っしょ。


集合時間より30分も早く着きそう！


モブ「ねえねえ、そこの彼女！」


(む、ナンパか？)


モブ「そこでお茶しない？」


『人、待ってるので。」


モブ「え〜つれないなぁ。ちょっとくらい！ね？」


(しつこい。)


竜胆「ごめん。遅れた。…あんた誰？」


モブ「！お、お邪魔しましたぁ、、。」


『ごめんなさい。竜胆さん待ち合わせ場所来てたのに、、。』


竜胆「全然大丈夫だから。行こっか。」


『うん！』

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