【騰 2】7 ページ39
今日こそは、明日こそはと思っていたのに
Aは仕事の都合で2、3日の出張へ出掛けていた
元を辿れば彼とはお互い出張やら何やらですれ違いの多い時期をつい最近送っていた
それが今回の原因だとしたら、これはもはや仕方のないことなんだろうか
いや、だからと言って浮気をするのは間違っている
Aは自分に非がなかったかどうかを考えてはいやいやいやと首を振っては落ち込んだりを繰り返し、1人百面相をしていた
移動中の機内で、ピロンと携帯が鳴り
マナーモードにするのを忘れてた！と慌ててまずマナーモードにすると、画面を見た
送り主は騰だとわかり、Aはすぐにメッセージを開く
今日も彼の家に行くのか？
帰りは気を付けてくれ、私は出張でしばらく家に居ないんだ…
騰さんも出張ですか？私もなんです
もしかして、北海道ですか？
なんて、そんなわけないですよね
まさかねーと思いつつ、Aはそう返事を送り
返信を待つ
すぐにピロンと鳴り、携帯を開けば
驚きの返信だった
北海道だ…
偶然だな…まさか、飛行機に乗ってたりは…流石にしないか
乗ってます…A521便です
恐ろしい程の偶然…もはや必然か？
お、同じ飛行機ですか！？
同じようだ…じゃあ、必然の悪戯を楽しもうか…
ディナーでも？
喜んで！
飛行機は程なくして着陸態勢に入り
北海道の玄関口へ着陸した
荷物を持ってゲートを出れば、先に降りて居たのか騰がそこに立っていて
Aは奇跡といっても過言じゃないこの偶然に心から喜んだ
「こんばんは！こんなことってあるんですね！」
「あぁ、驚いた…私はこのあとここに移動するが、Aは？」
騰は出張先の住所を見せると
再びAは驚いた
「あ、私もここですよ！泊まる所は流石に違いますけどね、周るのがこの市内なので」
「そうか、じゃあ電車の時間はあまり気にしなくても良さそうだな、空港内で食べるか」
「そうしましょう！私、北国の名物リサーチしました！」
「頼もしいな、じゃあ頼もうか」
Aは空港内を歩きながら案内するかのようにここの店のこれが〜と名産名物を紹介していった
次の店に向かおうとした時、騰はふとある店の前で立ち止まった
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RUI(プロフ) - 凌さん» なかなか更新できず申し訳ありません！順次制作しようと思いますので、よろしくお願いします。( *´艸｀) (2020年9月6日 11時) (
レス) id: f01634fd46 (このIDを非表示/違反報告)
凌 - 李牧落ちありがとうございます。現代編も読んでみたいです。紫伯もお願いします。 (2020年9月6日 11時) (レス) id: 0f75895f1e (このIDを非表示/違反報告)
RUI(プロフ) - 凌さん» コメント、リクエストありがとうございます！李牧さんも素敵ですよね！現代と過去どちらがお好きですか？ (2020年8月13日 23時) (レス) id: f01634fd46 (このIDを非表示/違反報告)
凌 - 李牧落ちでリクエストしたいです。 (2020年8月13日 16時) (レス) id: 0f75895f1e (このIDを非表示/違反報告)
bluemoon(プロフ) - もちろんです！また、お邪魔させてもらいます！リアルに夢主ちゃんと同じ位身長があり、職業はお医者さんではないですけど笑。自分と重ねて読まさせてもらいました。疲れていても家で王騎将軍が待っていてくれたらいいのにと本気で思ってしまいました笑。応援してます！ (2019年9月17日 21時) (レス) id: 4f57fd01cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUI | 作成日時：2019年9月15日 23時
