04-04.-HC- ページ4
「あ、きたきたおっぱ！」
「ったく今朝あっただろうが」
「だってー。真っ先におっぱの顔が浮かんだんだもーん」
「…」
こういうセリフは免疫ないやつが言われたらイチコロだぞ。
自然とそういう力が備わってんのか…？
…俺様は、美咲だからってブレーキはかかるけれど、
好きだと誰かを勘違いさせたって知らないからな。
なんて思いながらも、放ってはおけない。
「こないだサムギョプサルのうまい店みつけたんだ。
そこに行くか？」
「うん…^^」
タクシーを走らせて、交差点で降りると、
良い匂いがしてきた。
よくあるビニールの屋根がついた屋外のような店。
ゴチャッと混んでる庶民派の店だから、
キャップを後ろ向きにかぶって伊達眼鏡をして、
角の座席に座る。
「寂しがり屋めっ」
「だって…。」
「まあしばらくは難しいよな。今日現場一緒だったんだろ？」
「おっぱなんで知って？？」
「俺の情報力を甘くみるなって。」
「あはははは！」
「現場にね、戻ってきてって。」
「…頼まれたのか？」
「うん。。。今の美容院の仕事も楽しいから、
まだ迷ってる。。」
「…そうか。」
2年前、美咲は業界独特の空気に疲れて、離れた。
中には俺たち芸能人に媚びるような女もいたり、
関係を持ちたがる女もいた。
実際、俺を誘おうとなんてしてきた女もいた。
キュヒョナがお持ち帰りしてたのは、きっとそういう女たち…。
「女の園だからね^^; でもでも」
「ん？」
「Aさんは…違った。」
ゴホっ
「ちょっとおっぱ大丈夫！？」
「いやあ、お前の口から、Aの名前が出るとは…」
「純粋ないい人だよ…。キュヒョナの事を気にしないで欲しいから言ってるんじゃないの。本当に友達になりたくて^^」
「ったく、お前も充分いい女だけどな。」
「ちょっと！おっぱぁー//」
「俺様が保証する。」
「何言って//」
「正直、キュヒョナに入れ込んでた時より、
吹っ切れた今の方がずっと良い顔してる」
「おっぱー！照れるからそんな冗談やめてよ//」
「冗談で人ほめたりしないぞ俺は。」
「おっぱ…」
「お前はいい女だよ。…俺でも、…欲しくなる」
「え…///」
「お前さえ……よければだけどな。」
ブレーキ、やっぱきかないわ…
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みぃ(プロフ) - eriさん» 美咲あのままだとかわいそうだったので、、、笑 良かったです！ (2020年6月30日 21時) (
レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
eri(プロフ) - みんな幸せで良かったですー！ (2020年6月30日 21時) (レス) id: c67d7f4d06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ★
| 作成日時：2020年6月1日 11時
