優秀な生徒たち ページ19
私はとはる中学校で国語の教師している。
教師として、悩みがある。
私の受け持つクラスは
どれもこれも問題児だらけ。
授業中は喋ることを辞めないし、
教室内を走り回った生徒は骨折をした。
私は何も悪くないのに、
骨折した生徒の両親が激怒、
学校にまで押しかけられるハメに。
その時は校長と学年主任と私が
頭を下げてどうにかなった。
けれども、私の精神はもう既に
限界ギリギリだった。
―そんなある日。
あんなにも私の話を聞く奴がいなかった
教室が珍しく静かだった。
おまけに席を勝手に立つ生徒もいない。
問題児だらけだったこのクラスが
こんなにも静かだったなんて…
私は感動した。
そして、授業は最後まで静か…いえ、平和的に
終わった。
しかし、手を挙げる生徒や
ノートを写す生徒は一人もいなかった。
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雨音時雨(プロフ) - 美禄柊希さん» 読んで下さり、ありがとうございます…! (2022年3月21日 1時) (レス) id: acdec387b0 (このIDを非表示/違反報告)
美禄柊希 - 面白かったです!全部一気読みしました! (2022年3月20日 20時) (レス) id: 7e5314f463 (このIDを非表示/違反報告)
雨音時雨(プロフ) - 読んで下さり、ありがとうございます!スノードロップは花言葉じゃないんですか!?エピソードのことも知ってはいますけれど、「あなたの死を望む」って花言葉じゃないんですか…ずっとエピソードから花言葉が作られているものだとばかり……参考になります。 (2021年7月31日 22時) (レス) id: 3ecc3e8689 (このIDを非表示/違反報告)
めーちゃんすこ - スノードロップって…実はですね、あれは“花言葉”ではないんですよ。あれに関するエピソードがあるだけです。でも勘違いされることが多いのであの物語は成立しますよ (2021年7月31日 14時) (レス) id: 3429c88509 (このIDを非表示/違反報告)
雨音時雨(プロフ) - イミコワ部を代表して僕、雨音時雨からのおしらせです。お話が50話まで到達しましたので、ここまでで一区切りとさせて頂きます。また、意味がわかると怖がる話2で皆様に再び出会えることを楽しみにしています!来週から新たに再スタートとなるので、待っていて下さいね (2021年5月15日 2時) (レス) id: 3ecc3e8689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:イミコワ部 | 作成日時:2021年2月9日 22時