【コロイカ】意味がわかると怖い話。《3》

呪いの書 ページ41

語り手；オクタグラス



呪いの真書を手に入れた。

真書には、こう書かれている

「ここに書かれていることを実行すると、呪いが成就する。だが、手順を間違うと、呪いは自分に返ってくる。それでもあなたは実行するか？」

当たり前だ。私には憎い奴がいるんだから。

早速ページをめくって手順を実行する。

「1.目を閉じて、呪いたい相手の顔を思い浮かべる」

私は忘れたくても忘れられない、

憎いあいつの顔を思い浮かべた。

よし、次は......

「2.次に、どんな呪いをかけたいのかを思い浮かべる」

私は、考え付く全ての苦痛を思い浮かべた。

次は、どれどれ......

「3.最後に目を開ける」


・


・


・


・


・


・


・


・


・


・


解説


みなさん。遂に…遂に…私…、


スマフォがもらえるんですよぉ！


高校の文化祭に行こうとして迷子になったからか、


あったほうが便利だろうと、


クリスマスに買ってくれることになったのです！


これでアカウントも作れるし、


ほぼ毎日更新が可能になりますが…。


スマホ操作が無理なんです。


触ったこともないから重症ですね。


なので更新頻度は速いけど内容が短い…。


という悲劇が起こってしまうかも…。


まぁそこら辺はうまーくやります。



では前置きが長くなりましたが解説いきましょか！


憎い相手に呪いをかけるために、


オクタグラスちゃんが呪いを実行するだけの話。


一見つまらん話ですが、


実はとんでもないことが起こってます。


それは、呪いの手順です。


ちょっとまとめてみましょう。


「1.目を閉じて、呪いたい相手の顔を思い浮かべる」
「2.次に、どんな呪いをかけたいのかを思い浮かべる」
「3.最後に目を開ける」


要約すると、


目を閉じて呪いを考えて目を開ける。という内容です、


3の「最後に目を開ける」は、


1、2の段階で目をつぶってる前提の指示であるわけですと。


けどオクタグラスちゃん、どうしてましたか？


「よし、次は......」


バリバリに目ぇ開けとるやんけ！


やっちまいましたな。


オクタグラスちゃんに呪いが帰ってきちゃいます。


しかも「考え付く全ての苦痛を」ですよ？


はい、すっごく大変なことが起こりますね…たくさん。

自動販売機→←殺人事件

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す