隣人 続き ページ25
考察
念願の一人暮らし。だけど一つ気になることが。隣人はやばい女ではないのか・・・ある日思い切って隣を訪ねてみるとなんと同じ大学の同年代。会話が弾む中で隣人が最後に言った一言が新た謎を誕生させる。
隣人はなぜ俺に彼女がいると思ったのだろうか?この点に注意してこの話を読んでもらいたい。答えは下。
答え
話の中で俺は最初にこう書いている。『気味が悪いことに夜中になるとその部屋から女の押し殺したような笑い声が聞こえる毎日決まって3時ぐらい・・・ヤバイ女でも住んでんのかな? 』
そして隣人はこう話している。『ああ、彼女同じバイトなんで一緒に仕事入った日は時々終わってからこっちに来てるんですよ』
声は毎日聞こえてくるのに実際隣人が彼女を家に連れてくるのは時々なのだ。つまり俺が毎日聞く声と隣人の彼女の声は別物。
さらに最後に隣人はこう話している。『もし良かったら今度一緒に部屋で酒でも飲みましょう!そっちの彼女が来てる時に』なぜ隣人は俺に彼女がいると思ったのか?その理由はただ一つ。俺の部屋から女の声が聞こえてくるからだ。
これから考えられることは一つしかない。俺と隣人の壁の間に女がいる・・・。そしてその狭い隙間に入れる人間などいない・・・。
ラッキーアイテム
革ベルト
34人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:科也