最強の姫は忌み子と呼ばれて【白猫プロジェクト】 (ページ23)

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19話ページ23

「……あの～」

レインが食べ終わってから、声をかけると、

レ「あぁ？んだよ？」

「お話、よろしいですか？」

レ「……分かった(その話とやらの最中にエルゴラム様からの命令を片付けるか。)」

「……何が目的でこの島を襲撃したんですか？」

レ「それはなぁ、こう言うことだよ！」

キィンッ

レ「ﾁｯ…防いだか…」

ルナ「やっぱりか……どーして悪魔はどいつもこいつもクズみたいなやつばっかりなのさ！ミラとかルーシーとか以外。」

「レイン……あなたの目的は、この私を殺すこと。もしくは無のルーンを私から奪うこと……もしくはそのどちらも。違いますか？」

レ「あぁそうだ。」

「……分かりました。あなたがその気持ちを変えることが無いのなら！私はあなたをここから追い出します！」

ルナ「ねぇ知ってる？君たちサタニアスの悪魔が求めてる無のルーンって、既に主の思いに答えて変化してるんだよ？月のルーンにね。」

レ「なら、あの見たことねぇルーンは……」

ルナ「あれが月のルーン。でもあのルーンの本体は僕だから。」

「次会った時にはどうかあなたの善の心がもう少しでも表に出ていますように。はぁっ！」

私は杖を一振りして、レインに転移魔法をかけた。

「さようなら、『悪魔殺し』レイン。またいつかお会いしましょう。」