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｢行ってきます…｣
誰もいない玄関にそう声をかけるのはやっぱりまだ寂しい
｢よしっ!!｣
そんなクヨクヨしてらんない!!
｢行ってきます!!｣
ｶﾞﾁｬｯ
ｺﾞﾝｯ｢…いってぇ｣
｢わっ!!ごっごめん｣
またぶつけないように隙間を狭くして外に出る
｢いてぇし遅せぇよ｣
｢ホントにごめんね。ちょっと早かったからいると思わなくて…
…おはよう｣
｢ん､はよ｣
少しぎこちないけど挨拶を交わす
あれからジフンと登校するようになった
隣の部屋で､こういう風に朝登校するのは
やっぱりミンハオを思い出してしまうけど
この気まずそうに挨拶するジフンの顔を見てると
幸せを感じる
｢ほら､せっかく早く出てきたんだから行くぞ｣
｢あぁ待って｣
この朝がとても好きだったりする
｢あ…そういえばそろそろA誕生日だよな??
なんか欲しもんある？｣
きっきたー!!
･
･
･
────────……
〜昨日の会議(？)〜
｢じゃあどうしようもないの…？｣
｢だからー
誕生日を狙うの!!｣
｢え？誕生日??｣
｢そう!!Aの誕生日｣
｢くっ詳しく…!!｣
｢まず!!あいつはロマンってものを欠片も持ち合わせていない｣
あーそれは認める…
｢だから必ず誕生日に何が欲しいか聞いてくるはず!!｣
｢ほうほう…｣
｢そ･こ･で……
────────……
･
･
｢あ…ある!!!｣
｢おー､何？｣
｢わ…私､ジフンから物じゃないモノが欲しい……｣
｢…は？｣
｢よく考えて!!そんじゃ先いくね｣
･
･
────────……
｢も…物じゃないモノって…｣
｢愛とかっすか！？｣
｢そう愛をね…｣
ミンチェが笑う。ニコッとかじゃなくてニヤァって感じの
｢体で表して♡ってこと｣
────────……
･
･
ミンチェたちの言う通りにしたけど…
なんか私…すごいこと言っちゃった？
｢どどどどどどどうしよう｣
ぐぇっ
｢あの…ウォヌ､苦しいんだけど｣
｢じゃあこのまま電柱に当たってみる？
今ならサービスで俺がめり込んであげるけど｣
うわっぼーっとしてたら…って首根っこ掴んで止めなくてもいいじゃない
｢その反応だとさてはもうアレ言ったんだな｣
ウォヌの一言で羞恥心ボッっと戻ってくる
｢うわぁぁぁウォヌゥゥゥゥゥ!!｣
｢おまっ…汚ぇ｣
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のしし - ハオちゃんかわいいです〜 うーたんクオズもすきなので、ありがたい！がんばれ (2020年3月4日 8時) (
レス) id: 592a70041f (このIDを非表示/違反報告)
赤ちゃん天使 - まって、最高……ジフンくん最高すぎる！ぜひオチはジフンくんで！お願いします＜(_ _)＞ (2019年10月2日 3時) (レス) id: 679489e05e (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - 受験頑張ってください！！いつも面白い話を書いてくれてありがとうございます！私はいつまでも待ってます！ファイティン！ (2019年9月1日 23時) (レス) id: c482e33797 (このIDを非表示/違反報告)
hiyoko_nouta(プロフ) - 外れてませんでしたか？外した気になってました！ありがとうございます (2019年7月8日 16時) (レス) id: 0ea1aeff2c (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月7日 23時) (レス) id: 01396db51a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiyoko_nouta | 作成日時：2019年7月7日 23時
