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キラキラと光っていた太陽も沈み始め、きれいな夕焼けが見え始めた。
雅「かず、遅いな」
今日は午前授業だから14:00には帰れると言っていたのに、まだ帰っていないことに心配を覚え始める雅紀。
携帯を取り出して和也に電話をかけた。
4コールほどすると「もしもし?」と声が聴こえる。
雅「よかった。ごめんね、電話なんかして。今どこにいる?」
和『いま?友達と買い物きて・・・あ!!』
そこまで言ってから和也は何かを思い出したように声をあげた。
和『ごめん。今日夕飯の準備頼まれてたの忘れてた。すぐ帰るから・・』
雅「いいよ、かず。俺がやっとくから。」
和『でも、まーくん届かないでしょ?速攻帰るから。』
雅「いいって。せっかくの友達との時間なんだからさ、俺も少しずつやっていかなきゃいけないしさ、ね?今日は楽しんできなって。」
和『・・・大丈夫?ごめん。出来るだけ早く帰るから。夕飯は絶対家で食べる。』
雅「うん、作って待ってるから」
せっかくの友達との時間を途中で中断することほど嫌なことってない。
特に和也は友達思いのところがあることを知って、雅紀は退院してから始めて自分で料理をするということを決心した。
雅「よし!」
みんなの喜ぶ顔が見たくて。
少しでも自立できたってとこを見せたくて。
雅紀は意気揚々とキッチンに入っていった・・・
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革ベルト
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RICO(プロフ) - いちさん» これで一応この兄弟のお話はおしまい。きっと幸せな日々を過ごしてくれると思いますよ〜!見に来てくれてありがとうございました(*^^)v (2012年11月7日 16時) (レス) id: d016b56ca8 (このIDを非表示/違反報告)
RICO(プロフ) - ななっちさん» だらだらと続いてしまった感じで申し訳ないです(;O;) 一応完結しました。短編集のほうもよろしくです♪ (2012年11月7日 16時) (レス) id: d016b56ca8 (このIDを非表示/違反報告)
いち(プロフ) - 終わっちゃったのですね〜。雅紀君ががんばってくれてよかったのに、なんか寂しい。。。また違う形で出会いたいです。 (2012年11月6日 0時) (レス) id: fe591880ed (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - RICOさん» 完結おめでとう(*^^*)素敵なお話を有難う(泣) (2012年11月5日 18時) (レス) id: 97389b3d0e (このIDを非表示/違反報告)
ななっち(プロフ) - RICOさん» 更新有難う(*^^*)元気な雅紀になって良かった(*^^*)あっ、腫瘍が主要になっているよ。 (2012年10月30日 1時) (レス) id: 97389b3d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RICO | 作成日時:2012年8月19日 20時