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Aside
一歩ずつ一歩ずつ。
確実にラスボスが突き刺すような目で近づいてくる。
圧倒的な威圧に呼吸が少し荒くなる。
「...お前、チシヤの女かぁ？」
私の顔をまじまじと見て幹部会での出来事を思い出したのかそんな事を尋ねてくる。
「だったらなんですか」
私が少し強気にそう言うとラスボスは奇妙に口角を上げて一気に剣を振りかけてきた。
「..ッ！」
急に振り翳してきた剣をギリギリで避けたがあと1秒遅かったら確実に殺られてた。
この人強い。確実に私を仕留めようとしてる。
一気にエンジンがかかったラスボスは次々に私に攻撃を仕留めてくる。
剣が風を切る音が恐ろしい。
周りからは銃声が聞こえるけど、今は目の前の強敵に集中せざるを得ない。
剣に集中して避ける。かなり体勢を変えながら避けるから消耗が激しい。
室内はそこまで暑くないのに額からは汗が流れ、心臓もうるさい。
「..ハハハハッ！ヘヘッ！」
こんな状況なのにラスボスは笑い声を出している。
この場所だと何も反撃が出来ないと思った私は場所を移動させようと一か八かで背中を向けて走った。
なるべく物とか段差がある場所...
私はホテル内にあるクラブの中に入った。
勿論追いかけてきたラスボスはクラブの中に入ってすぐに攻撃を仕掛けてくる。
「..オラッ！！」
ラスボスが物凄いスピードで剣を振り翳す。
普通にしたら避けきれなくて私は段差に登って剣を飛び超えるようにして避けた。
「ウッ！..」
飛び越えた反動で思いっきり床に体を打ちつけた。
やばい、どこか折ったかも...
でも痛がっている時間はない。
ラスボスが翳す剣が上の電球に当たって火花が散っている。
「ねえ、手加減って言葉知らないの？」
「手加減？..ハハハッ！！」
冗談が通じないようで残念。
そんな事考えてる隙に思いっきり足で体を蹴られて吹っ飛ばされてしまった。
蹴られる寸前は受け身の体勢を取ったからダメージは半減できたけど...
「...ッ痛った！」
思った以上に体が痛くて動かない。
吹っ飛ばされた時に足がスイッチにぶつかってクラブ内には騒がしい音楽と光が放たれる。
こんな状況で音楽が流れてる事に何処か面白くなって
ふっと微笑んだ。
「..ハハハッ！」
「..おお？やるなぁ」
「お前何してた？」
と私に興味があるのか聞いてくる。
「普通の女子高校生ですけど？」
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ayn. - クイさん» 初コメありがとうございます♡とっても嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします✨ (2023年2月17日 17時) (
レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
クイ(プロフ) - 初コメです！キュンとしたりハラハラしたりめちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしています！ (2023年2月15日 22時) (レス) id: 5923468ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ayn. - あかねさん» 初コメありがとうございます🎵めちゃめちゃ嬉しいお言葉すぎます♡これからも楽しんでいただければ幸いです！よろしくお願いします✨ (2023年2月7日 20時) (レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初コメ失礼します！この小説すっごく面白くて大好きです🥺更新大変だと思いますが、これからも頑張ってください💪 (2023年2月6日 6時) (レス) @page8 id: b290921bd3 (このIDを非表示/違反報告)
ayn. - 金成さん» ご報告ありがとございます（ ; ; ）早急に外して参りました、教えてくださらなかったらそのままでした、本当にありがとうございます(>_<) (2023年2月5日 20時) (レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ay. | 作成日時：2023年2月4日 20時
