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チシヤside
Aを宥めながら包帯を巻きつけるとあまりに慣れた様子だったからか
「チシヤ、元の世界で医者だったの？」
と言われた。確かに元の世界では医者だった。
勘が鋭いな、Aは。
「よく分かったね、医者だったよ。」
と言うと「そっか」と呟いた。それ以上は何も聞いてこなかった。
「ありがとう、もう大丈夫。」
「チシヤに治療してもらったから、絶対良くなるね笑」
と言いながら体を横にした。きっとかなりゲームで体力を使ったはずだ。早く休んで欲しい。
「A、早く寝た方がいいよ。何が起こるか分からないからね。」
と言っても何も返事が無かったから彼女の顔を覗き込むと瞼を瞑って寝息を立てて寝ていた。
Aの顔を数秒眺めてから彼女の顔に自分の顔を近づけ、華奢な唇を奪った。
「おやすみ。」
布団を掛けて、部屋を出た。
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Aside
朝、目覚め体を起こすと初めに目に飛び込んできたのは足に巻かれた包帯。
チシヤが横にいるのも関わらず寝てしまった事を思い出して、申し訳なくなった。
全身まだ痛むけど、昨日よりかはマシになった。
時計を見ると12時を記していた。
昨日は限界まで体力を使ったから一度も起きずに爆睡した。流石に寝過ぎかぁ。
部屋を出ると帽子を被ったタッタが焦った顔でこっちに走ってきた。
「..A！！大変なんだよ！ちょっと来て！！」
息を切らしたタッタが大きな声で言う。かなり焦っている様子だった。流石に何がおかしいと思いタッタについて行った。
ついて行った先にはアリスとうさぎとチシヤが居た。
ある部屋の前で何かを話している。
「ちょっと、どうしたの..？」
私が来たことに気づいたチシヤが「おはよう」と手をひらひらと降ってくる。
「A、怪我大丈夫なの？」
昨日ぶりのうさぎが怪我を心配してくれる。
隣にはアリスがなんとも言えない顔つきをして立っている。
「大丈夫、だいぶ良くなったよ。それより何事なの？」
何故タッタがそんなに急いでいて、幹部の皆んなが集められているのか理由が知りたかった。
「入ろうか。」
チシヤがそう言うと私とアリスもチシヤの後ろについた。
ドアを開ける前にアリスが「何があった？」とチシヤに尋ねるがチシヤも何があったか分かっていない様子だった。
「結構ヤバいことだろうね」
チシヤはそう言って先に中に入った。
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ayn. - クイさん» 初コメありがとうございます♡とっても嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします✨ (2023年2月17日 17時) (
レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
クイ(プロフ) - 初コメです！キュンとしたりハラハラしたりめちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしています！ (2023年2月15日 22時) (レス) id: 5923468ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ayn. - あかねさん» 初コメありがとうございます🎵めちゃめちゃ嬉しいお言葉すぎます♡これからも楽しんでいただければ幸いです！よろしくお願いします✨ (2023年2月7日 20時) (レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 初コメ失礼します！この小説すっごく面白くて大好きです🥺更新大変だと思いますが、これからも頑張ってください💪 (2023年2月6日 6時) (レス) @page8 id: b290921bd3 (このIDを非表示/違反報告)
ayn. - 金成さん» ご報告ありがとございます（ ; ; ）早急に外して参りました、教えてくださらなかったらそのままでした、本当にありがとうございます(>_<) (2023年2月5日 20時) (レス) id: 6fff18c5cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ay. | 作成日時：2023年2月4日 20時
