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Aside
どうして毎回こうなるんだろう。
決して望んでない幹部に入れられるかもしれない。
正直関わりたくないなぁ。
ボーシヤに呼ばれついて行った先は一つの部屋だった。
そこには幹部のメンバーが集まっていた。
そこには見慣れた顔もある。銀髪を輝かせている男の人。
すでに席についていたチシヤは私の事を見ながら笑みを浮かべて手をひらひらと振っている。
あれ？さっき私の方が先にここに向かった筈なんだけど
どっか裏から行く近道でもあるのかな？
そんな事を考えながらチシヤに手を振りかえした。
「アリスくんとAはそこの席につきたまえ」
ボーシヤが2席、空いてる場所を見ながらそう言う。
私とアリスはそこに腰をかけた。
この場所の雰囲気は少し独特で、怖いような寂しいようなそんな空気が漂っていた。
ニラギの前に置いてある銃が少し怖い。
「幹部会始める、用のない物は退室しろ」
No. 1がそう言うと部屋の端でトランプを数えていた人達が返事をし去って行った。
ミラ「スペードの2 ダイヤの6 ダイヤの4 クラブの2が揃った」
「これまで絵札の存在は確認されていない」
どこか不思議なオーラを醸し出す彼女が一言目を発した。
今日だけでこんなにのトランプが集まったのか。
それに比例して、今日どれだけの人が死んだんだろう。
クズリュー「絵札が存在しない場合残りのカードはハートの10とスペードの8」
ハートの10。人を弄ぶゲームの10。
そしてスペードの8。体力戦のゲームの8だから少し厳しいゲームになりそう。
ミラ「この2つのゲームは今までゲームに出現してない」
奥の大きいトランプ達を見ると確かにハートの10とスペードの8に赤いバツは記されていなかった。
「でなきゃクリアできない。何かの発生条件があるのかも。」
「都内じゃない…とか」
相変わらずの落ち着きようでアンが言う。
クズリュー「23区以外でゲームが見つかった例はない。」
アン「でもそんなに遠くまで調べたわけじゃないでしょう。」
アンがすぐにクズリューに反論する。
確かに、今まで私が参加したゲームは全て都内だった。
都外にもゲーム会場が広がっているならもとの世界に戻るにはもっと難しい道のりになってしまう。
ボーシヤ「戦略は変えない。都内のゲーム会場の調査は継続。」
「ビザ切れ注意しつつ、ハートの10とスペードの8の出現を待とう」
ボーシヤが2人の言い合いをなだめるように言った。
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ayn - はーとさん» ありがとうございます♡でんきゅうのゲーム個人的に好きなので主人公入れたかったんです✧これからもよろしくお願いします♪ (2023年2月4日 17時) (
レス) id: 4e8ab569af (このIDを非表示/違反報告)
ayn - はーとさん» 励みになるコメントありがとうございます（ ; ; ）♡小説を書くのは初めてで初心者なので至らないところがあると思いますがこれからもよろしくお願いします..✧ (2023年2月4日 17時) (レス) id: 4e8ab569af (このIDを非表示/違反報告)
はーと(プロフ) - でんきゅうのゲームに主人公を入れるのは他にない感じで楽しみです！今後どういう風に本家と絡みながら進んで行くか楽しみにしております！ (2023年1月25日 18時) (レス) id: f292a3492c (このIDを非表示/違反報告)
はーと(プロフ) - 最っ高です！ツンデレですか？！今際の国のアリスの夢小説が数えるほどしかなくて、、これからも楽しみにしてます！ (2023年1月7日 21時) (レス) @page15 id: fcc96eeaf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ay. | 作成日時：2023年1月5日 17時
