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琴音「でね、松島ったらね、スグ、笑いをとろうとするの。どんだけ、ポジティブなんだか。ねぇ、ちょっと、A聞いてる？」
A「………え？…あ、聞いてるよ。」
琴音「絶対ウソだ。端切れ悪すぎ。」
A「そんな事ないよ。」
琴音「でも、なんとなく分かるし。理由。」
勝利「やっぱり気になる？健人の事。」
A「それだけは、100%ない。言ってるでしょ？私は恋をしない。幼馴染ってだけだって。」
風磨「本当にそれだけしか心の中にある？」
A「え？だって、幼馴染なモノは幼馴染以上になる事はない。」
風磨「ホントに、それだけ？」
A「うん。なんで？」
風磨「いや、Aちゃんが良いなら、別に良いよ。」
風磨(中島…アイツ、バカだろ…)
A「？」
ーー昼休み終了15分前ーー
美愛「妃咲さーん！ちょっと良い？」
A「……えっ、」
美愛「ちょっと、話があるんだけど。」
A「え、で、でも…」
美愛「良いから！」
A「ちょ、ちょっと……」
ーー体育館裏ーー
美愛「あ、あのね…友達になって欲しいの！」
A「…え？なんで私なんですか？」
美愛「妃咲さんなら、美愛、仲良くなれると思ったの！良いでしょ！？ねぇ！？」
A「え、別に良いですけど…」
美愛「やったぁー！じゃあ、これからは美愛って呼んで！美愛はAって呼ぶから！」
A「う、うん…」
美愛「話はこれだけだから！じゃあね！A！」
A「う、うん…」
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作者名：Yuzuki☆ | 作成日時：2018年9月20日 22時
