何者 ページ10
ーゼンside
すっかり忘れていた
セナは俺のことを覚えていたのか、というよりも俺が第二王子だとあの時から知っていたのか
やはり、わからない
オ「主、そこからは？」
ゼ「セナが彼女を抱いて去っていったよ。子供の俺には何もできなかったからな」
白「ますますあの2人がわからないね…」
木「そうだね…
ゼン、とりあえず城に戻ろう
この賊もなんとかしないと」
木々の一言でとりあえずは城に戻り、お開きとなったが、俺はなかなか気になって仕方なかった
セナ、ユキ…
お前たちは何者なんだ？
ーセナside
気を失ったユキを家まで運び、そのまま治療する
脇腹からの出血が酷いと思っていたが、この傷を見る限り、剣でひとつきといった感じか
セ「全く君は…
いつになったら安心させてくれるのかな？」
確かにユキをこの道［裏稼業］に引っ張り込んだのは僕だ。けど、いつか自分から這い出てくれると思ったのに、君はむしろそこにはまってしまったんだね…
セ「…間違いだったか…
あのとき、あの王子に渡していれば…」
10年前を思い出す
幼さの残る顔で草陰に隠れ、ユキを見ていたあの王子。怖さに負けず、俺に「彼女をどうするつもりだ」と問うた君に預けたほうが賢明な判断だったかな？
そんなことを考えていると、ユキがもぞもぞと動き出した
セ「ユキ？わかるかい？ここがどこか」
ユ『……セナ？セナの家なのか？』
セ「あぁ、そうだよ。あんまり心配させないでくれよ、ユキ」
ユ『ごめん、セナ…。』
本当に反省しているんだろう、珍しく暗い顔をしている
つくづく彼女には甘いな
なんて思いながら、頭を撫でてやる
セ「おかえり、ユキ」
ユ『…ただいま、セナ』
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バボちゃん(プロフ) - SAKURAさん» そんな風に言っていただけるなんて…！！ありがとうございます！ (2018年11月6日 1時) (
レス) id: 2d305e15ee (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - いいお話です！涙が……止まらないくらいです(泣) (2018年11月5日 21時) (レス) id: 400685af0e (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 天泣tenkyuさん» お久しぶりです。実は、削除の正しいやり方がようやくわかって、作品を消すことができました！何度もメッセージ頂いて本当にありがとうございました。お返事不要です。失礼しました^ ^ (2018年10月9日 23時) (レス) id: c4fdaca88b (このIDを非表示/違反報告)
天泣tenkyu(プロフ) - バボちゃんさん» 分かりました、頑張ってください！何かあればボードに来てくだされば相談に乗るので、何度もすみませんそれでは(´･ω･`)/~~ (2018年10月8日 19時) (レス) id: daeb79a243 (このIDを非表示/違反報告)
バボちゃん(プロフ) - 天泣tenkyuさん» 色々試してみたのですが、上手くいかなくて…。親切に何度もメッセージを送って頂き、ありがとうございます。もう少し慣れてから再挑戦してみます。本当にありがとうございます。 (2018年10月8日 19時) (レス) id: c4fdaca88b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バボちゃん | 作者ホームページ：http://vabo.vabo
作成日時：2018年10月8日 16時
